インド日記
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2005/08/30(火)
暑い、熱い
この2,3日暑い。日焼け防止手袋の上からでも、刺すような日差しで、腕に少々水泡ができるほど。何でインドの人たちは平気なのか、皮膚の強さにいつも圧倒される。
天気ばかりでなく、政治もとても熱い。日本の政治もろくに説明できないので、インドの政治を語ることが出来るわけないが、みんなそれぞれ、支持する政党をはっきり持っていることは、感じ取れる。
州のチーフミニスターがここに来るときは、上に下への大騒ぎで、看板があっという間に立ち並ぶ。
2005/08/28(日)
目
今年の1年生に、全盲の子がいる。
理論にしても、歌詞にしても、人が読み上げるのを自分で点字を打っている。弦楽器などは、会得するのに人一倍時間がかかるだろうし、いろいろ大変なようだ。
耳は相当敏感なようで、私が近くにいて誰かと少し喋ると、すぐ外国人だとわかるらしい。
生まれてから、ずっと真っ暗な世界というのはとても想像できないが、本人はいたって明るい。ただ、テレビや映画の話で盛り上がっている周りの子達の話の輪に入ることはできないので(みんな仲がいいとはいえ)、点字新聞などを読んでいる。
2005/08/27(土)
大地讃頌
とうとうと流れるカーヴェリー川を見ていると、中学校ごろによく歌った、「大地讃頌」(カンタータ 土の歌 7楽章)の節が出てくる。
http://www.pika62.com/daichi.htm
2005/08/26(金)
これが青い鳥だ!
昨年、掲示板に、青い鳥の写真を載せたとき「見えない」とのご指摘が多かったので、再び。通学路にある青い鳥スポットで、何とか撮る事が出来た。よく見ると青い鳩みたいに見える。
2005/08/25(木)
ドラムスティック
ここで頻繁に食べる野菜の一つ。タミル語でムルガー・カイ(カイは野菜という意味)。
見た目はサボテンみたいだし、初めて使ったときは、どうなるのかなあと思っていたが、適当に切って、少し下茹でしてサンバルに入れると、あら不思議、中はとろっとして大変美味しい。
2005/08/24(水)
あってよかったもの
インドで暮していて、度々思うことだが、足りないものはあっても、余ることはないということ。
ティッシュペーパーなどの高級品(ここでは、あまり使う人がいない)や日本製の電池、薬などの物達はもちろんだが、視力、聴力、運動力、勘、演技力なども無駄なく、全て役に立つ。
もちろん日本に住んでいても全て必要だが、だいたい持て余すことが多い。親切にいろいろ教えてくれるから、勘を働かせる必要があまりない気がする。
レトルト食品の注意書きに、懇切丁寧に「熱湯でやけどをしないように気をつけて下さい。」というのを見るたび、そこまで注意をしなくてもよいのでは?と思う。
日本の電車内で眠っていても、お財布をすられたことは一度もないが、インドのバスに乗って居眠りをしていたら、お財布がなかった。それから自分のものを守るという、当たり前のことに気をつけるようになった。
例:
スクーターに乗っていて、カーブにミラーがないので、耳を澄ませてバスやバイクの音を聞き分ける。
停電のときでも目が利く(鳥目?)。
モーグルにつかうような(斜面ではないが)コブ道路でスクーターにのるとき、スキーをしている感覚。
こっちの人たちは得てして、身振りが大げさなので私みたいに、淡白な表情の人は演技力でカバーするとちょうどいい。などなど。
しかしこれらを駆使して一日を終えるとぐったりしているが。
2005/08/19(金)
賑やかサンバル
去年は、最初は張り切って料理していたものの
最後はかなりおろそかにしてしまい、食事の大切さを
今更ながら経験した。その教訓から、今年こそは毎日
しっかり野菜をとるということで、重宝している料理が
サンバル。南インドの食卓に欠かせない一品。
豆、野菜がバランスよく食べられ、本当に体にやさしい
(唐辛子をあまり入れなければ)。
今日はかなり具沢さん。ドラムスティックという
緑の棒のような野菜、ナス、大根。美味しい。
2005/08/13(土)
大御所フルート奏者
N.ラマニさん。
齢70歳前後(はっきりわからないのだが)ということは
5歳から始めたとして、芸歴50年以上。国宝級。
フルートというと日本では金管楽器のイメージが強いが、
インドでは専ら竹。
竹といっても尺八のような節はみられない。
継ぎ目のない竹のような植物らしい。
フルートは音程が変えられないので、曲に合わせて、
小さいのからとても長いものまで、いつもそろえていなくてはいけない。なかなかお金もかかるだろうなと想像。
もう重鎮の域に達している方は、そこにいるだけで
存在感が違う。全く奢ったところがなく、どうやって音が
出るかとか、外国公演では寒い地方でフルートの音が
出なかったなどいろいろお話してくださった。
そして4曲ほど曲を披露してくださった。
伴奏者は特に連れていなかったが、学校のタヴィル(太鼓の一種、通常は非常に大きい音で祝い事のときに叩く)
の先生と演奏したいと言われ、まず聴く事の出来ない
組み合わせだった。私はタヴィルが大好きなので
特に嬉しかった。
練習と経験を重ねて来た芸人の音を聴く事は至福だ。
どうしても余計なことを考えてしまうが、大滝秀治に
動作が似ていると思った。
2005/08/06(土)
アーディ・パディネットゥ
タミル暦のアーディという、7,8月にあたる月の
18日(縁起のよい日)に、カーヴェリー川に水が入り、
人々は沐浴してカーヴェリー女神にお祈りする祭り。
新婚カップルや、未婚の女性が主にお祈りするとのこと。
黄色い紐を3日間首につけて、早く結婚できるように、
子宝に恵まれるようにと祈る。
お寺の象さんが、晴れの舞台のため体を洗ってもらっていた。
しかしこの川、みんな体洗い放題、水牛はいるわ、象さんは
いるわ。果たしてきれいなのかしら…。
2005/08/03(水)
花
砂っぽい土で、たくましい灌木しか生きられない土地のため
地植えの花はあまりないのだが、この花はよく見かける。
青い空に真っ赤な花がよく映えてきれい。
他にもさるすべりにそっくりの木もあった。
8月絵日記の続き
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