インド日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年8月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2011/10/13 サラスヴァティー・プージャー
2009/01/07 長い眠りから覚め
2008/03/20 高貴な役者魂
2008/03/19 止まらない
2008/02/08 八方美人

直接移動: 201110 月  20091 月  20083 2 1 月  200712 3 2 月  200611 9 8 7 6 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 月 

2005/08/13(土) 大御所フルート奏者
N.ラマニさん。
齢70歳前後(はっきりわからないのだが)ということは
5歳から始めたとして、芸歴50年以上。国宝級。
フルートというと日本では金管楽器のイメージが強いが、
インドでは専ら竹。
竹といっても尺八のような節はみられない。
継ぎ目のない竹のような植物らしい。

フルートは音程が変えられないので、曲に合わせて、
小さいのからとても長いものまで、いつもそろえていなくてはいけない。なかなかお金もかかるだろうなと想像。

もう重鎮の域に達している方は、そこにいるだけで
存在感が違う。全く奢ったところがなく、どうやって音が
出るかとか、外国公演では寒い地方でフルートの音が
出なかったなどいろいろお話してくださった。

そして4曲ほど曲を披露してくださった。
伴奏者は特に連れていなかったが、学校のタヴィル(太鼓の一種、通常は非常に大きい音で祝い事のときに叩く)
の先生と演奏したいと言われ、まず聴く事の出来ない
組み合わせだった。私はタヴィルが大好きなので
特に嬉しかった。
練習と経験を重ねて来た芸人の音を聴く事は至福だ。

どうしても余計なことを考えてしまうが、大滝秀治に
動作が似ていると思った。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.