インド日記
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2006/06/29(木) 新入生
 学校はセメスター制で、6月始まり。昨日は新1年生の面接のため、先生方は面接に追われていた。クラスがないのにみんな律儀に学校にずっといたけど、私は早引けして帰宅する。まだ幼い感じの子供たちを見て、自分が3年生になったのだなあとちょっと感慨深い気がする。もともと私は皆より年上なのだが、新1年生ともなれば17歳前後なので、まだ幼く見える。

 同級生たちも2年たって、ずいぶん大人びてきた。例年、卒業後はたいがい結婚して家庭に入るのが普通だけど、来年卒業する私たちの代は修士課程に進む子が多いらしくかなり意外だった。インドでも少しずつだけど適齢期が遅くなっているのかもしれない・・・。

 さすがに3年生ともなると、新学期から怒涛のように新しい曲と理論を教わるので、また山のように暗記するのかと思うとちょっと憂鬱だ。

2006/06/23(金) 日本というラーガ
 以前に聞いてその存在を知ってはいた「ジャパニ」(日本)というラーガ(旋律)を聴くことができた。それほどポピュラーではないとおもうので、まさかライブで披露してもらえるとは思わず大変ラッキーだった。

 日本の子守唄にありそうな音階で、私の記憶違いでなければ昔よく見かけた「○トヤ」のCMの最初の部分に似ている。聴いてハッとしたくらい非常に日本的というか、なじみのある旋律だった。
 
 ラーガにはありとあらゆる旋律があるわけだけど、ずばりジャパニとネーミングした人は、相当日本の音楽に造詣が深かったのだろうなと思う。

2006/06/20(火) 風の月
 毎年同じ時期に同じことを書いている季節の話。ここでは6〜7月は風が強く、そのあと雨季がやってくる。風というとなんだか涼しそうだけど気温が高いので熱風となる。舗装されてない道路は乾ききっているので見えない砂塵が飛び、家の中は毎日砂だらけとなる。

 気温は午前8時くらいからぐぐーっと上昇し、午後2時ごろがピークとなる。5時ごろから少し涼しい風が吹き始め、暗くなるころにはやっとお茶を飲んでも汗が出ないくらいになる。

 涼しい日本から来た身には最初の1〜2日はカウンターパンチのように暑さがこたえるが、人間の体はよくできていてそのうち慣れるもの…らしい。汗の量は一向に減らないけど、暑くてもなんでも眠れるようにはなってきた。

2006/06/19(月) 習性
 機内食というのは航空会社のお国柄が出て面白いと思っている。同じアジア系の航空会社でもムスリムが多い国ではポークがメニューに載ることはまずないだろうし、仏教系の国ならビーフもポークも可というふうになる。たいていは二者択一で「〜か〜どちらにしますか?」とメインディッシュになる蛋白源(肉か魚または豆)を選べる。これから長丁場の外国生活をする身としては、日本発の機内食は貴重な最後の日本食となるので、選択するのも慎重になる。

 先日はシーフードまたはポークだった。メニューを見るとシーフードはおそらく西洋風、ポークはカツ丼だった。これはカツ丼を選ぶべきと思い待っていると、意外と周りの日本人の方々はシーフードを選んでいる。時々いる外国人も。

 長くインドにかかわっているとポークを食べる機会はほとんどないし、栄養に富むにもかかわらずむしろ避けなければいけないのか?という気にさえなる。牛にしても然り。インドでは特定の地域を除いて牛を食べることはまずない。といろいろ考えているうちに自分の番になり「シーフード」と答えている自分がいた。

 もちろん美味しかったのだけど…。それにしてもいつも疑問なのは、用意されている食事に2〜3種類あるとしてほとんどの人が同じものを頼んでも足りなくなることがないこと。とても不思議に思っている。だいたいの数は想定して用意してあるのだろうけど。

2006/06/11(日)
一時帰国もあっと言う間に過ぎつつある。思ったのは梅雨入り前にもかかわらずよく雨が降ったこと。インドは乾季と雨季がはっきり分かれているので、あまり天気予報を見ないけど日本ではやはり必要だと感じた。

ご飯の美味しさ、自然の美しさいろんな正確さなど良いところが改めてわかる。当たり前のことだけど唯一無二の国。
大勢の方々に会えたし、また新機一転がんばりたい。


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