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2006/06/19(月)
習性
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機内食というのは航空会社のお国柄が出て面白いと思っている。同じアジア系の航空会社でもムスリムが多い国ではポークがメニューに載ることはまずないだろうし、仏教系の国ならビーフもポークも可というふうになる。たいていは二者択一で「〜か〜どちらにしますか?」とメインディッシュになる蛋白源(肉か魚または豆)を選べる。これから長丁場の外国生活をする身としては、日本発の機内食は貴重な最後の日本食となるので、選択するのも慎重になる。
先日はシーフードまたはポークだった。メニューを見るとシーフードはおそらく西洋風、ポークはカツ丼だった。これはカツ丼を選ぶべきと思い待っていると、意外と周りの日本人の方々はシーフードを選んでいる。時々いる外国人も。
長くインドにかかわっているとポークを食べる機会はほとんどないし、栄養に富むにもかかわらずむしろ避けなければいけないのか?という気にさえなる。牛にしても然り。インドでは特定の地域を除いて牛を食べることはまずない。といろいろ考えているうちに自分の番になり「シーフード」と答えている自分がいた。
もちろん美味しかったのだけど…。それにしてもいつも疑問なのは、用意されている食事に2〜3種類あるとしてほとんどの人が同じものを頼んでも足りなくなることがないこと。とても不思議に思っている。だいたいの数は想定して用意してあるのだろうけど。
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