インド日記
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最新の絵日記ダイジェスト
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2007/12/18(火) これは…。
バスを待っていたら、子ども達がこんな歌を歌っているのが聞こえた。

ドレミファソラシイタケ
ドレミファソラシドーナツ

これはインドの音階サリガマパダニでもそのまま使えるな〜と作ってみた。

サリガマパダニンジン
サリガマパダンゴ サリガマパンダ サリガマンモス
サリガンジス
サリンゴ

…あまりピンとこないみたい。もっと練ってみよう。

2007/12/14(金) 日だまり
猫が枯れ葉のベッドで気持ち良さそうに日なたぼっこしていました。

近所には猫がいつもたまっている場所があり、餌をもらっているので皆体格がいいようです。

2007/12/11(火) カルナーティック忘年会
先日、留学中に知り合って以来親しくさせてもらっている音楽仲間達と初めて日本で集まった。暑いインドでなく、寒い日本で会うのは不思議な気がする。

渡印中もインターネットを通じてカルナーティック(南インド古典音楽)愛好者や演奏家の方々と親交を持つ事ができたので、パソコンがない時代に比べれば飛躍的に交際範囲を広げられるようになったものの、やはり実際にお会いしたりすることが大切だと思う。

留学中、インドで音楽についての尽きない話に花を咲かせ、並々ならぬ情熱を目の当たりにして刺激を受けたのを覚えている。私は名前を覚えるのが苦手なので、おびただしいインド音楽演奏家の名前はもとよりCDで誰がアカンパニストかまで正確に記憶している徹底ぶりにはただ感心した。

これとは別に帰国後すぐに、かねてから温めていたカルナーティックファンのオフ会も実行し、少人数ではあるがコアな方々とお会いしたことが励みになった。2007年は日印交流年と言うこともあり、続々とある来日公演に行く度に、1人また1人とインド音楽ファンとの出会いがあったのは恵まれていた。

私が最初に南インド古典音楽を聴いたのは1994年くらい、踊りの伴奏としてだったと思う。当時は言葉も内容もわからないのでやはり意味を最初に知りたいと思ったが、音楽だけを純粋に楽しむ事が一番大切ではある。

先達の方々が最初にインド音楽を日本に導入してから数十年経っていると思うが、その時に撒いた種は確実に何かの形で芽を出して来たと思う。私も少しずつではあるが種を撒いているのかなとふと思った。

2007/12/01(土)
 ずっと休んでいた日記を再開します。

 3年前にこのホームページを作っていただいたのがついこの間のようだ。掲示板にほぼ毎日のように書き込んでくださる方々がいらっしゃるのが本当に有難いとつくづく思う。

 7月に帰国してから、今まで毎日歌の練習をしてきたのが今度は大学院の予習に追われる毎日になり、留学してきたことが無くなってしまうのではという怖さを感じるほどだった。でもやっとライブをさせていただいて、区切りができたというか何か形にできたことがとても大きい。勉強とも違って試験で計れないし、踊りのように形に見えないから何も残らないけど、確かにそこにある。

 ラーガというものは本当に経験でしか再現できなくて、おそらくどんなに正確にコピーをしてもどこかで行き詰まってしまう。だから習得に時間がかかる。私は練習時間が少ないのもあるけど、ひとつのラーガアーラーパナを人前で披露できるまでにおそらく半年〜1年はかかっている。プロの声楽家が100以上ものラーガを歌いこなせることが如何にすごいことかよくわかる。

 ライブのプログラム

1、Raga-Nattai ‘Sarasiruhasana’
2、Raga-Darbari Kanada ‘Govardanagiri dhara'
3、Raga-Hamsa Vinodini‘Charanam Bhava’
4、Raga-Subha pantu varali‘Sree Satya Narayana'
5、Raga-Atana ‘Yela nee daya radu’
6、Raga-Karuna ranjani ‘Om Namo Narayana'
7、Raga-Brindavana Saranga‘Rangapura vihara'
8、Ragamalika ‘Kuraiondrumillai'
9、Raga-Dhanasree‘Geethatuniku’
10、Raga-Madhyamavati‘Vazhiya sentamizh'

 今回は王道のティヤーガラージャのクリティなどはほとんど
無く、自分が一番自信をもって歌えるもの、それとお客様に少しでも歌にこめて感情を伝えられそうなものを選んだ。

 練習時間がままならないことは日常茶飯事だけど、何とか前進していけるように頑張りたい。次回はちょっとハードルが高いけどラーガシャンカラバラナムを…と思っている。


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