インド日記
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2007/12/11(火) カルナーティック忘年会
先日、留学中に知り合って以来親しくさせてもらっている音楽仲間達と初めて日本で集まった。暑いインドでなく、寒い日本で会うのは不思議な気がする。

渡印中もインターネットを通じてカルナーティック(南インド古典音楽)愛好者や演奏家の方々と親交を持つ事ができたので、パソコンがない時代に比べれば飛躍的に交際範囲を広げられるようになったものの、やはり実際にお会いしたりすることが大切だと思う。

留学中、インドで音楽についての尽きない話に花を咲かせ、並々ならぬ情熱を目の当たりにして刺激を受けたのを覚えている。私は名前を覚えるのが苦手なので、おびただしいインド音楽演奏家の名前はもとよりCDで誰がアカンパニストかまで正確に記憶している徹底ぶりにはただ感心した。

これとは別に帰国後すぐに、かねてから温めていたカルナーティックファンのオフ会も実行し、少人数ではあるがコアな方々とお会いしたことが励みになった。2007年は日印交流年と言うこともあり、続々とある来日公演に行く度に、1人また1人とインド音楽ファンとの出会いがあったのは恵まれていた。

私が最初に南インド古典音楽を聴いたのは1994年くらい、踊りの伴奏としてだったと思う。当時は言葉も内容もわからないのでやはり意味を最初に知りたいと思ったが、音楽だけを純粋に楽しむ事が一番大切ではある。

先達の方々が最初にインド音楽を日本に導入してから数十年経っていると思うが、その時に撒いた種は確実に何かの形で芽を出して来たと思う。私も少しずつではあるが種を撒いているのかなとふと思った。


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