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2005/05/09(月)
こわ
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東京で、ある女が「遊んでいる」うちに子供ができてしまった。 一人で生み落とし、赤ん坊を東京駅のコインロッカーに入れ、カギをかけて、棄ててしまった。女はそれ以来、東京駅には近寄らなかった。 数年後、就職した女は上司の命令で、東京駅近くの取引会社に書類を届けることになった。 ためらいながらも、あのコインロッカーの前を通ると、小さい男の子がうずくまって泣いていた。周りの通行人は、なぜか、その子に目もくれずに通り過ぎていく。 「どうしたの?」と女は聞いたが、返事がない。 「お父さんは?」と聞くと 「分からない」と下を向いたまま、泣いている。 「お母さんは?」と聞くと、男の子は顔を上げ 「お前だ!」と言って、消えてしまった。
画像は、 「やるじゃないか!」
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