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2005/06/25(土)
天才
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「東大卒の2割がニートに」
東京大学学生部の調べによると、 平成15年度の同大学学部卒業者3416人のうち、 就職した人はわずか27.9パーセントにすぎなかった。 就職希望者のうち99.9パーセントは就職できたが、 大学院進学者や公務員試験・司法試験などの浪人を除いても、 669人は就職も進学も受験勉強もしていないという結果が出ている。 これは卒業生全体の2割弱にも上る数字だ。 東大の卒業生の2割はどこに消えてしまったのだろうか。 ただし、 これらのうち大学側に就職の報告しなかった学生も含まれ、 統計上は「その他」という分類になるそうだ。
学部卒業生の過半数が進学するという大学院修士課程の状況は、 修了者2711人のうち半数が就職、 4割は博士課程に進学、 留学などを除く8.4パーセントの229人がここでも「その他」だ。
博士課程になると、 就職希望者のうち13パーセントは就職できないだけでなく、 修了者の47.1パーセントの722人が研究者にもなれず「その他」となっている。
内閣府と厚生労働省で定義が違う「ニート(NEET)」であるが、
難関校の東大に合格しながらも、 学部卒業者の2割が進学や就職もせず、 ニート予備軍になってしまうことは、 社会に優秀な人材を輩出するはずの大学としては「失格」だと言われてもしかたがない。
では、 なぜこのような事態を招く結果になってしまたのだろうか。 実は、 東大には就職部という学生のための組織が存在しない。 もちろん、学生部に就職課はない。 今までの就職活動は基本的に、 学生個人の努力によって支えられてきた。 もちろん、 企業側の採用が良かった時もあったし、 教授推薦が幅を利かせていた時代もあっただろう。 しかし、 現在は大学名を聞かない採用活動なども増えており、 そのような中で失敗する学生も多いという。
東大って言ったらモテるんだろうなぁ〜
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