嘘のようで本当の話
いつも妄想ばかりのタトゥ〜樹が嘘のようで本当の話を書いていきます!
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2006/12/19(火) おじいちゃん…
これはおじいちゃんの話なんだけど、
おじいちゃんはいつも元気でマジメでみんなから良いおじいちゃんだね
って言われていた自慢のおじいちゃんだった。

でも元気でマジメだったおじいちゃんは年を重ねるごとに弱くなっていってもぅ病院で結構長く入院していた。
でもみんなに会うときは心配をさせたくなかったのかいつも元気に笑っていた…

でもあとから聞くと実はもう先はあまり長くないと言われていたらしぃ…

ある日
おじいちゃんの体調が悪くなったと電話が鳴った…
もちろんみんな急いで病院に行った…

もぅ先日会ったおじいちゃんとは違って今にも死んでしまいそうな状態だった…
だからせめて最期くらいは良い思いをして欲しいと思ってこう言った…
「なにか食べたいものない」
するとおじいちゃんは弱い声で
「クリームパンが食べたい…」
と言った…

だから全力で走り病院の売店に行った

でも売店にはクリームパンはなかった…

だから近くのコンビニに行った
でも売り切れていた…

でも頑張って走ってほかに売っていそうな所を探していたら
偶然小さなパン屋を見付けた
そこにはちょうど出来立てのクリームパンがあった
すぐに買って、
全力で走って病院に戻った…
まだ生きている事を信じて…

そして病院についた
おじいちゃんはまだ生きている

でスグに紙袋を開けておじいちゃんに食べさせてあげた…


食べたあとおじいちゃんは
満足そうに息を引き取った…

みんな良かったと思って泣いていた…

でも食べさせたパンを見たら、
クリームパンのクリームの所にまで達していなくてパンしか食べていなかった…


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