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2007/02/01(木)
シルバーウルフ
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19年前行方不明の少女、ジャングルで野生化していた。
8歳で行方不明になっていたカンボジアの少女が、 19年間ジャングルの中で生き延びているのが見つかった。 この女性はロチョム・プニンさんとみられている。 彼女はラタナキリ州のジャングル近くで水牛の世話をしていたところ行方がわからなくなった。 彼女の父親は体に残っていた傷で娘だとわかったといい、 娘だと証明するためDNA検査を受けるという。 一方プノンペン駐在のBBCのGuy De Launey記者によれば、 この女性は別人である可能性もあるという。 ベトナムの山岳民族がジャングルを抜けてカンボジア側にやってくることもあるというのだ。 多くは宗教上の迫害を受けて亡命し、 カンボジア側当局との接触を極端に恐れるという。 地元の警察はこの女性は「半人半獣」の状態だといい、 明瞭な言葉を話さないとしている。 ある村人が食物がなくなるのに気づき、 張り込んでいて彼女を発見した。 州警察のChea Bunthoeun副署長がAP通信に語ったところによると、 その村人は裸の人物が米を盗みに忍び足でやってくるのを見つけ、何人かの友人と彼女を捕まえた。 村で警官を務めるSal Louさんは彼女の右腕の傷で自分の娘だと気づいた。 「娘は裸で、サルのように前屈みに歩いていました。骨と皮だけでした。」 「娘は地面から米粒を拾って食べていました。」 服を脱ぎ捨てジャングルに戻ろうとした彼女を、 家族は注意深く見守っているという。
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