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2004/08/07(土)
飽くなき探究心 其の1
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今日はいつにもまして彼の走るスピードは速かった。 落ち着いて一箇所で遊ばせようと思い、ねこじゃらしみたいな草で、ふさふさの部分がウサギのしっぽのようなものを(古文現代語訳みたい)一本切って来てアーサーにあげました。 それが楽しいのなんのって。アーサーは凄い喜んで遊んでました。こんな植物1本で幸せな気分になれるアーサーはなんて幸運なヤツなのだろうと心から思いました。
ここでちょっと気になったこと。 アーサーって哺乳類だよね?こいつはなぜヘソがないのか、と。 確かにねこのおへそって見たことが無い。このことが私の飽くなき探究心を駆り立てた。
アーサー ちょっとおいで。
みゃー、といいながらフラフラと擦り寄ってくる愛猫を、ひざの上で仰向けにしておなかの毛をモソモソといじっておへそを捜しました。 5分くらい探したでしょうか、そして私は見つけ出しました。 意外な盲点。私は人間のおへそが真ん中より下に位置しているということを念頭において捜索していたために発見が遅れたのです。 人間は、頭からおへそ、おへそから足までが1対1の比になるようにできている。これが黄金比。 だから人間のヘソはおなかの真ん中より少し下に位置していなければいけない。しかしねこは違うのです。頭からおへそ、おへそから足ではなくおへそからしっぽの付け根。 そう、これこそが黄金比だったのです。 そのとおり、ヘソは胴の中心よりちょっと上に位置していました。それもよくみなければわからないようなところ。おなかのつむじ、とでも言いましょうか。まさに渦を巻いている中心こそがおへそだったのです。
そして私の飽くなき探究心はますます膨らんでいくのでした。
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