アンの日記
日常の何気ない日記帳です。
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2004/06/09(水) 自己責任
今日の講義はとても素晴らしかったです。
ソ−シャルワ−カ−の先生が来てくださいました。マザ−テレサの元にいらしたことのある方で、とても朗らかで面白い先生でした。世界中を駆け回っている(そう見えない素朴な・・)60代の方でした。
お子様が小さい時にご主人がいなくなったそうですが、一人で自分の子供3人と9人の里子を引き取って育てた(今も・・)経験と苦労から脱出した強さのある本当に素敵な方でした。TBSに就職した後色々とあって今出家して修行されている息子さんもいらっしゃるとのこと・・バラエティ−豊かな家族に囲まれているそうです。

介護する人として一番大切なのは、共感できること。悲しい人が泣いている時はその悲しみを共感してあげること、嬉しい人が喜んでいる時はその喜びを共感させていただくこと。決して励ましたり叱ったりしてもあまり心に響かないそうです。

確かにそうだなあ。泣きたい時に愚痴ったりして「そんなんじゃダメ頑張れ。」と言われても「わかってくれない」と思ってしまうことの方が多いかもしれない。

それから、人は悪い所を見つけて注意されるより良い所を褒めてもらった方が、その人の話を聞きたくなると言うこと・・
それで、グル−プワ−クでお互いに褒めあったのです。
本当に現実よりもすっごくいい言葉を頂いて、うれしかったです。

人は自分を好きになれると、他人のことも好きになれるそうです。
まずは自分を好きになろう。えつこさんから頂いた葉書にいっぱい書いてあった。まずは自分を褒めてやろう。
・・・ウ−ム・・私ってすぐにその気になれて素晴らしい!!(笑)

それからもう一つ印象深かったお話し
昨夜先生に電話があってその方は「俺はもう死にたいから自殺するよ。」との話だったそうです。

「死んではダメ。」と言っても仕方なくそう言う時には「どうしたの?何かあったの?」と聞いてゆっくりと話を聞いてあげることだそうです。」明け方まで4時間話を聞いていたそうです。今日になってまた電話があって「俺死ぬのやめたわ。俺の話に4時間も付き合ってくれる人がこの世にいてくれるんだから。」と言っていたそうです。そのお返事は「私は不眠症でちょうど眠れなかったからこちらこそ付き合ってもらって良かった、ありがとう。」だったそうです。感動しちゃいました。

それから・・ユ−モアがあって優しいのです。いろんな知識と経験があってこそのお話しでした。

そして、人間自分のことすら思い通りに出来ないのだから、他人を思い通りに使用なんて無理なこと。何かを決める際は自分で決断したら自分で責任を持つことが大切だということ。そしてそれは、他人においてもそうである為、誰かが何かをしようとする際には、ちょっとしたアドバイスなどはいいとしても最後は当人に決めてもらって(自己決断)そうしたらそれがどうなろうと責任を持ってもらうようにすることが大切(自己責任)だそうです。

子育てにおいて、私はこうしてきただろうかと反省しました。そしてこれからは少しこの事を意識しようと思いました。


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