|
2005/09/14(水)
東京は今日も暑かった
|
|
|
そんなこんなで、 なんでかハルミハ駄文↓
「あっちぃなぁ……」
「あつい、ですね……」
カレンダーは9月に突入して、
夏も終わったっていうのになんなんだ、この暑さは。
ただいま気温は35℃
さすがの廉もこの暑さにまいったのか、
普段だったら真っ先に飛び出す“キャッチボールをしませんか”という誘いもない。
こんな時に限って、家のクーラーは故障中。
だったら涼しいところに避難すりゃいいじゃんってことなんだけど、
なんかもう、動くのもおっくうだったりするんだよ。
部活はなし、家族もいない、目の前には可愛い恋人。
三拍子揃ったこの状態。
めったにないチャンス。
同じ汗をかくんだったら、もっと違うことでかきたい。
据え膳を食わずしてどうする、榛名元希。
ごろりとベッドに投げ出していた体を起こし、
机に突っ伏して、表面の冷たさを少しでも感じようとしている廉の背中に覆いかぶさる。
「れ〜ん〜」
「榛名さん、くっつくと、暑いです、よ…」
「こう暑かったら、かわんねぇって」
首筋に舌を這わせながら、シャツの下に手をしのばせた。
汗で張り付く衣服は、まるで差し入れた手の侵入を拒むかのようで、
舌打ちをしたくなる。
「暑いから、イヤ、です!」
「うっさい! 少し黙ってろっ!」
「うぅっ////// でも、気持ち悪いんですっ!」 「結局汗まみれになるんだから、かわんねぇだろうが」
「じゃあ、せめて、シャワー……」
「ここまできて我慢できるかっ! あ〜もう、どうせならもうちょい気温が上がってくれりゃあいいのに!」
「っ?」
頭に?マークを浮かべて見上げてくる廉。
気温だけのせいではなく、ゆだりそうなほどにほほを染める姿は目に毒だ。
さっきから文句を言う唇を黙らせるように、噛み付くようなキスをしかけて囁いた。
“そうすりゃひっついてられるだろ。体温よりも気温のが高くなるんだから”
互いの体温の方が涼しく感じるまで、あと2℃
そんなわけはありませんって 単に、今日は暑かったよなって話をしたかっただけ。
|
|
|