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2006/07/31(月) 欲望には忠実に

すっかり真っ白な日記の続く日々。
オフラインを更新した勢いで日記も書きこみ。

MLBはかたちは見えてきたけれど、終わりが見えないという恐ろしさ。
それでも、一歩一歩なんとか進んでるのかな?

とりあえず、日曜日のメールで、私は西に足を向けて眠れなくなったよ。
もっと言えばやよ。さんに足を向けられない!!!
だって、だって、遠いのに、むっちゃ遠いのに、
手伝いに来てくれるって!!!!!
なんかもう、ありがたすぎて涙で前が見えません!!

やよ。さんがうちに来てくれる前にもっと頑張らなきゃ!
でも、原稿よりも先に、この腐海の部屋を何とかしなくては……

人呼べない……orz


しかし、切羽詰ってる割にはこの間の土曜日、
ネウロ絵茶にお邪魔してきちゃいました。
期間限定のお祭企画の絵茶だったから、これを逃したらもういけないと思ってふらふらと…


もうね、ここ数日ひとりで寂しかったからほんと楽しかった!
おお振りは大好きなんだけど、
(つか、現時点でイズミハで夏祭りの妄想とか考えちゃってるし)
原稿でずっと振りとにらめっこしてると、
失敗できない!!って緊張感からどっかに逃避したくなるんだよね〜。
結局帰ってくるのは振りなんだが。


絵茶中でPCがまったく起動しなくなるという恐怖体験(阿部の呪い??)もしたけど、
久しぶりにいろいろ描きまくってきましたvv
あー、やっぱり絵茶は楽しいなvv

萌えをたっぷり補給したんで、
残りの時間がんばるぞーーー!


↓絵茶ログ一部
 変態なサイはほっといて、(隣に可愛い弥子ちゃんがいたんよ!)
 右側のユキ弥子と早坂兄ちゃんは合作させてもらっちゃった。
 弥子とユキを好き勝手に描かせてもらったんだけど、
 なんかも兄ちゃんに目が釘付けでした。
 早坂兄弟大好きです!!

2006/07/24(月) アフタ会1周年(+1ヶ月) アフタ9月号ネタバレアリ

何日ぶりの日記だろうねー。
なんというか、こんだけ日記を書かないのも久しぶりなんで変な感じがする。
最近はもう、日記書く時間すら惜しくて、惜しくて。
おっきーの誕生日もろくに祝えなかったし…。
通勤時間に携帯でポチポチと打ってたのは、間に合わなかったので、
そのうち完成させてUPしたいな。


とりあえず久々の日記の前に拍手レス


>22日 『2℃を〜』のお方へ

ニヤリとしていただけたのならこちらこそ本望です (´ー`)b
去年の残暑で暑い、暑いとベッドの上でうだうだしてた時に降ってきた妄想なんですが、
榛名さんなら暑くても、寒くてもなんだかんだと強引に理屈をくっつけて
三橋にひっつくんじゃないかと(笑)
でもって、三橋は「あれっ?」とか思いつつも
榛名の強引な理屈に丸め込まれちゃうんですよ、きっと!
今年の夏を乗り切れちゃうような、嬉しいコメントありがとうございましたーー!




最近絶賛停滞中にも関わらず、
拍手をぱちょぱちょと押してくださいます皆様、
ほんとに、ほんとにありがとうございます!
その励ましを糧に夏の暑さにも負けず(最近は雨で寒いけど…)編集頑張ります。


全部終わったらやりたいことがいっぱいあるんだぁぁぁーーー!
絵茶したーい! イズミハ書きたーい! ミズミハ書きたーい!
次の合同誌煮詰めたーい! ネウロ書きたい!!
(一個変なのが混じってるけど、お気になさらずに)




さて、そんな本日は、ココ最近の引きこもりの鬱憤を晴らすかのように、
恒例のアフタ会に行ってきました!

気がつけばこのアフタ会、
今日で1周年(+1ヶ月)なんですよ。

めでたい!


今月で1周年だと思ってたんだけど、
過去の日記調べてみたら先月が1周年だったというオチ。
発足は3人だったのが、いまや気がつけば10人超えることもあるという
恐ろしい会に成長して、お母さんはびっくりするやら、嬉しいやら(笑)

いつも付き合ってくれるみんなありがとう!
たぶんあの新宿のあの書店では名物と化している気がするけど。

最近は、アフタの名目でトッキューやら、リボーンやら、
ネウロやら、幽白やら、ホリックやら、アビスやら…etc と、
いろいろ混沌としてるけど、みんなで盛り上がれるってのはいいね!
CPもみんなだいたい一緒だし(たいてい主人公受け!)


でもって、今月のアフタ!!(以下ネタバレ注意というか、妄想)

なんかもう、どうしよう!
花井の葛藤とか、三橋の阿部に対する努力とか、
崎玉バッテリーの未熟さに、感情が抑えきれなくなる崎玉投手とか、
今月もいろいろあるんだけど、


全部阿部父に持っていかれた気がする!!!



なにあのお父さん!
完璧に想定の範囲外だったんだけど!!(笑)

阿部のお母さんがパワフルだったから、
お父さんは結構影が薄いのかと思ってたら濃いよ!!
でもって、阿部のあの“ニヤリ”笑いは父親の遺伝だったのか!!


しかもお父さん三橋に「バッターナイスラン!」って声掛けてるし。
これはあれだ! 阿部父は三橋を阿部家の嫁と認めたんだよ(笑)

阿部母もミハのお母さんに「ウチのがスキカッテにやっちゃってて」って頭下げてるけど、
そうだよね阿部は三橋に対して
 
           ・・・・
好き勝手ヤッテルよね
(部室とか、三橋の部屋とか、教室とかさぁ…、うん)

なんかもう、ふつつかな息子ですがこれからよろしくお願いしますと、
結婚が決まった両家の親族のような図に見えてしかたない。


きっと阿部家では、三橋を巡って旦那(アベ)と舅(アベ父)のあいだで
険悪なやりとりが勃発するんだろーなー。

でもって、二人が睨み合ってる間に、弟が一番のアベ母が、
「シュンちゃん、二人とも忙しそうだから、三橋くんと部屋にいってなさい」とか言って、
「そうだね、いこっ、三橋さん! 俺の部屋こっちだから」と
三橋の手を引いて部屋に連れて行くシュンくんに、いつのまにか掻っ攫われてればいいのに。

うん、最終的にはシュン×ミハでお願いします!
母とタッグを組んだシュン君がきっと阿部家では一番強いです。
無垢な笑顔を浮かべる子ほど、最強なんだよ(笑)



なんか、久々に日記書いたらすごい長くなった…。

2006/07/19(水) 時間を気にしたシンデレラの気持ち
生きてます。
なんというか、振りの片隅で抹殺されてそうな勢いでネット落ちしてました。

ちょっと仕事と企画でばたばたして、
日記書く時間すら惜しかったんですよ。

携帯から書けばいいんだけど、
どうもアナログ人間なせいか、携帯で長文打つのが苦手なんですよね。
PCからだったら頭の中に浮かんだ言葉をほぼリアルタイムで文字にできるんだけど、
携帯は指がついていかない&変換が遅いのでイライラしてしまうのさ。
携帯で長文を苦もなく打てる人を尊敬します。


そうそう、
久しぶりに浮上したのにはわけがあるんです。

本日、企画とは別に約束してたゲスト原稿を渡してきましたー!
あと、SSの校正があるけど、文章は完成してるんで実質終わりです。
なんとか締め切りに間に合うようです。よかった、よかった

つか、誰か褒めてー(笑)


あとで、OFF Line 情報に載せるけど、とりあえず日記にメモ。
ゲストさせていただいた本の一覧です。


◆夏コミ発行予定◆

【エースが欲しい(http://akiras.moo.jp/)】の新堂さんの本のゲスト 

・笹弥子本…SSを5Pほど書かせていただきました。 
      ネウロの話を書くと暗めになりがちなんですが(吾弥子もネウヤコも暗くなった…)
      今回ばかりは無駄に甘いです(笑) 

・プリレン本…三橋女体化のお姫さまパラレルカノミハ本にイラストを1P描かせていただきました。
       あとがきが1Pもあったので、実質2Pイラストになった気も(笑)
       今回初めて、ミハ子をまともに描いたかもしれない


【Rattu&Mule(http://hccweb.bai.ne.jp/~hde39001/)】のRATTU様主催の
『ネウロ学園本(パラレル)』に4コマもどきの漫画で参加させていただきました。

今、RATTUさん主催で、ネウロキャラで学園パロディー企画第二段が立ち上がってるんですよ!
その名も『ネウロ学園祭』 → http://neurogakuen.web.fc2.com/

飛び入り参加可だから、行きたくてうずうずしてる!!
9月までやってるから、全部終わったら絶対参加してやる!!!



さて、やつことやったので、これであとは心おきなく
同時進行してたMLBに打ち込めます。
やることいっぱいで先が見えないけど、
自分が一番楽しみにしてた本だから頑張るよ!

もうね、なんというか届けられる参加者さまの原稿が神ですばらしいんです。
涎もんなんですよvv うへへvv
原稿持つ手が震えてますが、少しでもいいものにしたいなー。



********* 一言メールレス ***********

>モカさまへ

お返事遅くなってすみませんでしたぁぁぁぁぁーーー!
ミズミハ、イズミハいいですよね!!!
ミハ受けオンリー以来マイナーの熱が冷めやらなくて、
しかもこの二つが異様に熱いんですよ!!

ちょっと今ばたばたしてまして、すぐに絵茶を開催できないんですけど、
『Z会絵茶』全部終わった8月の末くらいにやりたいなーっと思ってます。
ロンリーだとばっかり思ってたので、
もしよかったらかまってやってくださいませーーーー!



↓の絵は笹弥子本のインフォメカット。
 笹塚さんがやけに若くなってしまった。
 ちくしょう、でも好きだ!!15歳の年の差カポー!

2006/07/12(水) しばらく引きこもります

修ちゃんおめでとーーーーー!

っと、なんにもしてないけど、
とりあえずお祝いだけはしておきたかったので、日記で叫んどきます。


とりあえず、毎日が時間がなくて困るー!
自分の時間が欲しい時に限って、
なんで仕事で忙しくなるかね。

そんなこんなで、しばらく潜ります。
最近すでに潜ってるようなもんだけど、さらにネットする時間がとれなくなりそうなんで。

さー、がんばろー!

そういや、せりさんと合同誌が決定しましたよ!
もしかしたら、WEB企画になるかもしれないけど、
できるなら本にしたいなー!
もちろんMLBのあとにはなるけど。


オンリーの時に話がでたんだけど、すごかった!
だって、二人して同じ本を読んでて、しかも同じことしたいって考えてたんだもん。
偶然ってすごい!
おかげでめっちゃ盛り上がりました。

あー、マイナー、マイナーいっぱいのミハ受けにしたいなvv

そんでもって最近ひとりで、イズミハ、ミズミハと叫んでたら、
せりさんもはまってくれたんだよーーー!
やったーーーー!
しかも他校ミハもですって。うへへ超楽しみ。


大阪のオンリから結構経つのに、まったくマイナーミハの熱が冷めません。
どうしてくれようか。

全部一段落したら、絵茶とかしたいな。
ミズミハ&イズミハ絵茶。
名づけて『Z会』(MIZUTANIとIZUMIの“Z”でZ会)
激しくオンリーロンリーな気もしそうだが、
ミズミハとかイズミハについて語りたいんだよー!

さて、好き勝手叫んだので仕事に戻ります!



かのたんの誕生日になんにもできなかったので、
過去のエチャログを引っ張り出してみた。
ナチュラルにネコミミがあるのは、気にしないでください。

2006/07/11(火) 書いてみるもんです。

日記で呟いてみるもんですね。
準ミハ見たいって書いたら、ブリキさんが描いてくれた!!
やったーーーーーーー!
しかもSKYプレイ!! 最高です!

うへへ、言ってみるもんですねー。


そういや、生まれて初めてちゃんとした漫画を描きましたよ。
ストーリーどころか、顔漫画に近い四コマもどきですが。

まあ、なんとか完成させて本日渡してきました。
いやー、もう、最近になって自分がゲストのメンバーに入ってること知って、焦りまくったので、
なんとか締め切りに間に合ってよかったです、ほんと。

しかし、初めてまともに描いた漫画が、
アムでも、振りでもなく『ネウロ』ってどういうことだろう(笑)
なんか不思議な感じがする。

最初はSSにしようと思ってたんだけど、
文章でギャグをうまく表現できなくて、試行錯誤しながら漫画に切り替えたんだよね。
やってみて思ったことは、「漫画描きさんってすげえ!!」ってことだった。
もともとスゴイとは思ってたけど、やってみて余計にその凄さがわかったよ。
頭の中に浮かんだ絵をそのまま、紙に起こしていけるのっていいなぁ。
誰かに自分の妄想を漫画にしていただきたいもんです。


****** 拍手レス *********

>7月6日『三橋も加具山〜』の女神様へ

おおおおおうっ!
誤字の指摘ありがとうございましたぁぁぁぁ!
しかも、一番やってはいけない名前…いただいたその日に速攻で直させていただきました。
なのにレス遅れてすみません。

カグミハは可愛いですよね。
はたからみれば可愛い男の子ふたりがじゃれあってるようにしか見えないのに、
きっとカグヤンは、三橋に対して先輩っぽく振舞おうと人知れず努力してるんですよvv
それを榛名とかにからかわれて、「うるさいっ!!」って真っ赤になって反論するとか。
私は可愛い二人が並んでるだけでおなか一杯になります。
これからも、楽しんでもらえるようなミハ受けSSを書けるように頑張ります。
元気が出る感想をほんとにありがとうございましたー!




******** 一言メールレス *******

>HAL.さまへ

ハルさんこんばんはー!
ハルミハ楽しんでいただけたみたいで何よりです。
どうにもこうにも、ついついしもネタに走りがちになる榛名なんだけど、
その方が書きやすいってのもなんか榛名らしいと思ってしまいますよ。
MLBのことはまたメルします。
引き受けていただいてありがとうございましたー!
楽しみにしてますね.



その他に拍手を押してくださいます皆様ありがとうございます。
只今、アンソロの編集作業のため絶賛引きこもり中ですが、
拍手をいただけると、頑張ろうって元気が沸いてきます。
書きたいものはまだまだあるので、全部終わったらまたいろいろ更新します。
ほんとに、ほんとに、ありがとうございました!!

2006/07/08(土) 恋人たちの日

TOP絵はちびきゃらのイズミハなのに、
うっかり書いた小話は、なぜかハルミハだった。

しかも、去年の七夕小話のような、清らかさもほのぼのさもない。
あれ? おかしいな??

でもって、ハルミハで書いたネタを準さんに置き換えて
書いてみたらどうなるんだろうと思って、ちょっとやってみたら、
ハルミハより長い上に、危うく裏行になりそうだった。
なんだ、どうしたんだ自分!?
なんか、エロに飢えてるのか??

眠くてサイトに載せんのめんどうだから、
とりあえず日記で七夕小話乗っけとこう。

ちなみに字数制限のせいではいりきらなかったから、
8日の日記が最初に書いたハルミハ。
7日の日記が準ミハです。

同じネタ(オチ)使ってるのに、
ハルミハはアホギャグっぽい感じで、
準ミハは砂吐き微エロ風味になってたり。



*********************



「せっかくの日なのに、雨なんて可哀想ですね…」

空調の効いた部屋の中で止む気配をみせるどころか、
ますます酷くなっていく雨を窓越しに見つめていた三橋が悲しそうに呟いた。

「誰が可哀想なんだって?」
「織姫と、彦星です、よ」
「ああ、そっか、今日は七夕だったっけか」

そういえば、商店街に笹が飾ってあったけかと榛名は思い出す。
七月七日。天の川で離ればなれにされた恋人が、年に一度ようやく会えるという日。
小さい頃は幼稚園かなにかで、短冊を書いた記憶もあるけれど、
正直クリスマスや正月なんかと違っていまいち盛り上がりにかけるせいか
大人になるにつれて気にもしなくなっていた。

「そうです。一年に一回しか会えないのに可哀想です」

自分のことのように顔を曇らせる三橋に、榛名はからりとした笑顔を向けた。

「ばっかだなー。雲の上じゃ雨なんて降ってるわけねーんだから、関係ないだろーが」

天の川は宇宙にあるんだから、天気は関係ない。
それくらいのことは榛名だって知っている。

「おおっ! は、榛名さん頭いいっ!!」
「まあな」
「じゃあ、二人は会えるんですね。よかった」

お伽噺を信じて本気で心配をする三橋も男子高校生としてどうなんだといいたいところだが、ここでは天の川が宇宙にあることを知っていることを誉められただけで胸を張る榛名も高校生としてどうなんだと、秋丸がいたらつっこんでいたのだろうが、残念ながら貴重なつっこみ役の彼はこの場にはいなかった。

「いつも雨が降った時は会えなくて、かわいそうって思ってたんです」

“よかった”と空を見上げながらにこにこと笑う三橋に、榛名が後ろからのしかかる。
驚くほど食べる割にちっとも肉のつかない薄い身体は、
それでもこの一年で随分逞しくなったように思える。
同じように鍛えられていった榛名に比べたら、
腕の中にすっぽりとおさまってしまうほどではあるけれど。

「なに? レンはあいつらが会えるのがそんなにうれしいわけ?」
「はい! だって、今日会えなかったら、また一年待たないといけないんです、よ」
「まーそうだけどなー。でもそんなら、ある意味晴れるよりも、
雨が降ってくれた方がありがたいってあいつらも思ってんじゃねーの」
「どうしてですか?」

三橋が榛名を見上げるようにして首をかしげる。

「だって、雲で隠れてて他のやつから見えない方が好都合じゃん」
「なんで、見えない方がいいんですか?」
「んなの決まってンだろ。一年も会えなかった恋人が会えたら、
やることなんてひとつだろーが」
「やること、です、か?」
「そうそう、セック…」
「榛名さんっ!」

榛名の言いたいことを理解した三橋が、真っ赤になって口に出しかた言葉を遮る。

「っんだよ、別に間違ってないだろ。
普通一年も好きなやつに触れなかったら、よっぽど枯れてない限り発狂もんだぞ」

“オレなんて一週間レンに触れないだけできついのに”と真顔で語る榛名に、
三橋は赤い顔のまま、口をぱくぱくと動かすことしかできなかった。

「そういうわけでっと」
「うおっ!」

腕の中で固まっている三橋を荷物のように抱え上げて、榛名はベッドへと運んだ。

「は、はるな、さ、ん……? なにを…?」
「何って? ナニに決まってンだろ。
あっちだって空の上でよろしくやってんだから、負けてらんないしなー」

「負けるって、いつから勝負になったんですかー!」という三橋の叫びは、
獲物の狙いを定めた獣ような榛名の前ではなんの意味があるはずもなく、
体格差を活かして喜々として服を脱がせていった榛名に、
結局このあと三橋は、それこそ一年分くらいはあるんじゃないかという濃厚な愛を身体に刻み込まれていったそうな。

2006/07/07(金) 恋人たちの日(その2)

というわけで、上の日記から引き続いて、
同じ話を準太でやってみた。
むっつり度というかHENTAI度が高くなった(笑)




*********************



「せっかくの七夕なのに、雨なんて可哀想ですね…」

空調の効いた部屋の中で止む気配をみせるどころか、
ますます酷くなっていく雨を窓越しに見つめていた三橋が悲しそうに呟いた。

「織姫と、彦星のことか?」
「はい」

七月七日、七夕。今日は恋に溺れ、
仕事を放り出してしまったがために引き離された恋人同士が、
会うことを許された日。

「そういや、今日は一日中雨だったけっか」

雨を遮るガラス窓に両手をついて空を見上げる三橋の後ろに立って、
準太も同じように空を眺めた。
分厚い雲のカーテンは、日のひとかけらさえ見せまいとするように空を覆い隠していた。

「一年に一度しか会えないのに、雨が降ったら会えなくなっちゃいます…」

織姫と彦星の伝説なんて作り話でしかないというのに、
まるで自分のことのように顔を曇らせる三橋に、
現役の男子高校生の考えとしてはどうかと思うけれど、
そんなこところが三橋らしいと思って準太は小さく笑った。
そのまま、飽きることなく大粒の雨が落ちてくる空を見つめている三橋をそっと抱き寄せて安心させるように耳元で囁いた。

「二人は会えるから大丈夫だよ」
「ホント、ですか?」
「まあね」
「だって、準サン、さっき今日は雨は止まないって」
「雨は止まないけど、会えるんだって」

訳がわからないという顔をしている三橋の額にキスを落とせば、
球児にしては白い頬がうっすらと色付く。

「三橋、天の川はどこにある?」
「空、ですよね」
「そう。でももっと正確にいうと?」
「宇宙、ですか?」
「正解。織姫と彦星がいる場所は、この雨を降らせてる雲の上だから、
今ここで雨が降っていようが関係ないってこと」

“わかった?”っと三橋の顔を覗き込めば、
思いもしなかった理屈に大きく見開かれていた瞳が、
しだいにきらきらと輝きを取り戻していった。

「そっか、雲の上だから雨が降ってても二人は会えるんです、ね!」
「そういうこと。それにしても、なんでそんなに気にするんだ?」
「だって…」
「だって?」

背中を向けていた三橋がくるりと体を反転させ、
赤くなった顔を隠すように準太の胸元に頭を擦り付けてきた。

「だって、好きな人に一年も会えなかったら寂しいです、よ」

三橋のいう“好きな人”が誰をさしているのに気がついた準太の口元が緩む。

「そーだな、オレには無理だな、一年も会えないなんて」
「はい…オレも、です」

三橋の小さな肯定が合図であったかのように、
準太はうつむく三橋の顔を上に向け、今度はしっかりと唇を重ねた。
叩き付ける雨のように次第に激しくなっていく口付けに、
体を支えきれなくなった三橋は窓ガラスへと体重をあずけた。
窓辺に貼付いていた水滴が背中を濡らす。

「っは…」

ようやく離れた唇に、三橋は大きく息をついた。
今にも崩れ落ちそうになる腰を支え、
熱に浮かされるように潤む三橋の姿を見た準太は、意地の悪そうな笑顔を浮かべた。

「空の上の二人にしてみたら、晴れるよりも雨が降った方がいいのかもな」
「どう…、して、です、か?」

今だ整わず荒い呼吸を繰り返す三橋の問いかけに、
準太は視線を窓の外へと向け口を開いた。

「だって、久しぶりに会った恋人とこんなことしてるところを他のやつになんて見られたくないだろ。というか、オレなら三橋のこんなエロい姿誰にも見せたくないし」
「あっ……」

準太の言葉に、家の中とはいえ通りに面して誰に見られるかもわからない窓辺でキスをしていたことに今さらながらに気がついた三橋は、羞恥心にこれ以上ないというほど肌を赤く染め上げた。

「それとも三橋は見られた方が燃えんの?」
「ち、ちがい、ますっ!」

腰を支える手が不穏な動きをするのを感じた三橋は、慌てて首を振る。

「そう?」

動きの止まった手に三橋がほっとしたのもつかの間、
『ザッ』っいう音と共に視界が一瞬にして暗くなった。
準太が、三橋を支えるのとは逆の手でカーテンを引いたのだ。

「じゃあ続きは、誰も見えないとこでな」

薄暗がりの中で、耳に吹き込まれた言葉は
先ほどのキスで芽生えた三橋の中の熱を煽るには十分だった。
再び近付いてきた唇に、大人しく瞳を閉じることで、
三橋はこの行為の続きを受け入れるという返事を返す。
肌を滑る指先にくらりと霞む思考の奥で、
三橋はようやく会うことのできる二人のことを考えた。


自分だったら一年なんて待てないと。









おかしい…私の中では準さんはむっつりだけど、
フミキに近いヘたれ王子だと思ってたんだが、
この準さん、慎吾さんがひょういしてるみたいだよ(笑)

つか、ここまで書いたらもう最後まで書けよと思う自分もいたりする。



あー、自分以外の準ミハが読みたい…
ほとんどないんだもん…

2006/07/06(木) 終わりの見えない暗闇
絶賛原稿中です。
仕事でなかなかうちに帰れないから、
帰ってからの時間をすべて原稿に費やしてます。

あはは〜。体が2個欲しい。
時間が倍にならないかしら〜。

とりあえず、土日が勝負なんで頑張りますよ〜。
早く終わらせて、痛いイズミハ書きたいのっ…!

そんな中の息抜き。
朱那さんからバトンをいただきました、あざーっす!

でもさ、あれは私でいいのか?
いいんだよな??
同姓同名のHNの人じゃないよな??

まあ、私は「癒し系」と自己暗示をかけて、自分だと信じることにします。


♪イメージ置き換えバトン♪

単語を見てイメージするものを書き連ねるらしいです。
イメージが人物だった場合、その方はこのバトンを答えて欲しいな☆というささやかな意思表示らしいです。

せっかくなので、『おお振り』でイメージしてみました。
なんとなく、お題風味な回答を目指して!



黒:山ノ井   底の見えない思考(ようは腹黒)
白:三橋    ただ、一途に純粋に。
赤:大地    熱血単純馬鹿。ヒーローの色。
青:榛名    炎は冷たい色ほど熱く燃ゆる
黄:田島    底抜けな明るさ。
緑:栄口    初夏の新芽のイメージ。優しく爽やか。
紫:慎吾さん  King of ERO 
桃:千代ちゃん ふんわり柔らか、可愛らしく。
(これがショッキングピンクなら迷うことなくキモベ)

0:西浦野球部    0からの出発
1:三橋        ようやく手にしたホントのエースナンバー
2:阿部        投手と捕手、決して切り離せない関係
3:花井・阿部・栄口 西浦首脳会談
4:田島        背中に背負うは4番の誇り
5:三橋誕生日会    忘れることのできない思い出
6:和さんと慎吾さん  気が置けないクラスメイト
7:水谷        その一打はまぐれ(ラッキー)ではない。
8:高校野球夏大会開催(甲子園) 全ての球児が目指す決戦の地
9:9組トリオ    クラスの名物

愛:三橋夫妻     最後まで貫き通したもの
心:榛名と阿部    すれ違い続けた3年
真:まっすぐ     本人さえ知らなかった武器 
迷:監督       いつだって最善を模索する
生:田島       消えゆく寂しさを知っているからこそ、その尊さを知る
死:栄口       失った分だけ優しくなれる
喜:西浦入学後の三橋 初めて手にしたチームメイト 
怒:阿部       通じ合えない苛立ち
哀:叶        何もできずにいたもどかしさ
楽:浜田と三橋    野球との出会い

運命:阿部と三橋      捕手に見放された投手と投手に相手にされなかった捕手の出会い
言葉:田島と三橋      なくても通じ合えるなにかがある 
奇跡:9分割のコントロール それは努力の上に成り立つもの
必然:泉          このメンツならしかたがない(9組三馬鹿のお守役)
恋愛:原作にないもの    目指すものがあるから、今はまだ知らなくてもいい
優美:ホームラン      青い空に吸い込まれていく白い軌跡
壮麗:群馬三橋家本邸    圧倒される建造物

む、難しかった。
なんか自分でハードル上げてしまった気がする(笑)

もし、やってみたいという方がいらっしゃいましたら、
ぜひチャレンジしてくださいましー。

2006/07/04(火) 雪よりも白い肌

というと、聞こえはいいが単に貧血で顔が真っ白になったつーだけです。
貧血でぶっ倒れたのなんでどんくらいぶりかしら。
まあ、今は血の気も戻って復活しましたが。

血の気は戻っても、魂が三橋の祭からいまだに戻らない。
昨日はテンパってたせいですっかり書き忘れていたのですが、
当日間借していたスペースに来てくださいました皆様、
拙い本を手に取っていただいた皆様、本当にありがとうございました!

作った本が準ミハとサカミハだというのに、
↓の絵がミズミハなのには深い理由があるんですよ。
なんというか、痛いイズミハを布教しようと思っていたのに、
アフターでうっかりミズミハにすッ転びましてね。

最近どうもゆずの『夏色』がミズミハソングに聞こえるもんだから、
アフターのカラオケに行った時に、この歌はミズミハだー!っと宣言して歌ったら、
(↑本気でマイク持って宣言しましたよ、こいつ)
にっかわさんが反応してくれて、しかもそのあとの飲み会で、
二人でミズミハトークをしだしたら、いつのまにか増えているミズミハの輪!
さすが三橋総受けの皆様。
ここまで大勢でリアルでミズミハトークしたのなんて初めてだよ。

でもって、いや〜、出てくる出てくる、ミズミハ妄想(笑)

酒に酔った水谷の行動とか(絶対泣き上戸か、甘え上戸だ!)、
水谷一家巻き込んだ妄想だとか、ファーストキスはこうだとか、
水谷はキスじゃなくてちゅーと言えばいいだとか、
初Hはベッドの上で正座から始まればいいだとか、
ゴム付けようとして焦って、破いて落ち込む水谷を三橋が慰めればいいだとか(酷っ)、
とめどない妄想が溢れだしてたよ。

しかも、榛名とか準さんとかなんかは、いろんな意見が出てくるのに、
なんかフミキに関しては皆だいたい意見が一致してるのが面白い。
やっぱ基本は“へたれ”だよね。

そして、みんな水谷に関しては結構酷い。
フミキの打席の時の声援は“かっとばせー、へったれっ!”だよねとか、
(そのあと本気で“へったれっ!” “へったれっ!”という、
なんとも酷い水谷コールとか飛出したよ。しかも合唱状態/笑)
絶対フミキは早いよねとか(何がとは聞いちゃダメ)の話に全員首を縦に振ってるよ。
ああ、可哀想なフミキ。
でも、そこが愛おしいvv

今回のめくるめくミズミハワールドの盛り上がりで、
某Nさんがミズミハ書いてくれるって言ってくれたから今から楽しみだ。
私も『夏色』をベースにしたお話書きたいな−、書きたいな−。
時間が欲しいなぁーーー、なぁーーぁーーーー orz (でもきっと書く)

あ、でもちゃんと痛い(←ここ重要!)イズミハも布教してきましたよ。
大体皆様、泉くんは男前で、横から要領よく三橋をかっさらうみたいなイメージ持ってたんだけど、
そこを「ばっか、違げーよ! 泉は自分のことになると不器用になるんだよ! そこが萌えるんだよ」
と勝手な主張を押し付けてまいりましたよ。

腹黒余裕の泉ちゃんも好きだけど、
最近の萌えは、三橋に対してだけ余裕の欠片もなくしちゃって、
八つ当たりしたり、感情が高ぶって思わず泣いちゃうような泉ちゃんなもんでね。うへへ。
(大丈夫Bキさんと、S太さんは同意してくれた!)

やっべ、私しばらくミハ受けオンリーで語り合った妄想だけで生きていけるかもしんない。
こんだけ、ミハ受け(しかもマイナーばっかり)語り合ったの久しぶりだ。
ここ最近いつものメンツと遊ぶと、幽白とか、トッキューとか、
アビスとか、リボーンとか、ネウロとかいろんなとこに話が脱線してたからさー。
うん、やっぱ私ミハ受け大好きだ。

ミハ受けオンリー来年もやらないかなぁー。
行く前は大阪は遠いから今年だけかなーとか言ってたけど、
こんだけ楽しいとまたあるなら行きたくなってくるよ。
だって、誰と語ったって、ミハ受け話しできるんだぜ。
しかも総受けスペースにいると、もれなくマイナーだって存分に語れるんだぜ。

もう、いっそ東京でも開催して欲しい(他力本願)

最後にもう一度、スタッフの皆様本当に、本当に、
楽しくも最高のイベントをありがとうございましたーーーーーー!

2006/07/03(月) 神様は甘くない

ミハ受けオンリー in 大阪
お疲れ様でしたーーーーー!

主催者様素敵なオンリーをありがとうございました!
ものすごい楽しかったです。

右を向いても左を向いても、上見ても、下見ても、
前向いても、後ろ向いてもMIHASHI受け!
ほんとに最高。 ひゃっほい。


そして、久しぶりに思う存分ミハ受けの話をして構ってもらった。
直接お会いするのははじめましての方に、
マシンガントークできっとトラウマを植えつけた。
(キモベソングが一番のトラウマを植えつけた気もしないでもないが…)

でも、語ってもらって楽しかった。
イズミハ最高! ミズミハ万歳! 沖ミハバッチコイ!

今日はうはうはと買い漁ったミハ受け本にまみれようと思ってたのに、
神様は甘くなかった……。


仕事が終わりません、先生!


9時まで残業してみたけど、一向に終わる気配が見えないので、家にお持ち帰り。
今からお仕事です。

さて何時に寝れるのかしら〜あはははは〜。

とりあえず、ミハ受けの本を目の前に、
究極の焦らしプレイを味わうことになります。


真夜中に狂ったような大阪日記が更新されていたら、
現実逃避に走ったと思ってくださいまし。

目指せ2時までに完了!


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