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2006/09/01(金)
忘れ物
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毎年この時期になると、読みたくなる詩があります。 小学校の頃に大好きだった一作。 高田敏子さんの、‘忘れ物’というタイトルの詩。
誠に勝手ながら今日ここに掲載させていただきます。
〜忘れ物 作・高田敏子〜
入道雲にのって 夏休みはいってしまった “サヨナラ”のかわりに 素晴らしい夕立をふりまいて
今朝 空はまっさお 木々の葉一枚一枚が あたらしい光とあいさつをかわしている
だがキミ!夏休みよ もう一度もどってこないかな 忘れ物をとりにさ
迷い子のセミ さびしそうな麦わら帽子 それから ぼくの耳に くっついて離れない 波の音
(写真)ナデシコの花
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