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2005/05/15(日)
いもうと
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コナンを見に行く約束だった。けど、一時間遅れて着いたため、途中から見るか、別のを見るか選ばせたところ、別のを見たいと言った。 「いぬのえいが」を見た。時間的によさそうなのはそれしかなかったのだ。 コイツには退屈かな、と思ったので、もつようにコンビニで飲み物と菓子を買い込んで席に着いた。 小さい劇場だったので、それほど人はいないけど、ほとんど席が埋まっていた。 仕方なく前から三番目くらいに陣取った。
座った直後に菓子を出せと言って来たので、こりゃ最後まで静かに座っててくれないかな…などと思った。
内容は、犬にまつわるオムニバス映画ちっくだった。というのは、独立したのもあったけど、リンクしたやつもいくつかあったからだ。 始めのほうはコミカルな作品が多い。妹は指さして笑っている。でかい声でコメントし始めたので慌てて制した。 最後に泣かせ系の話を持ってきていた。後ろから鼻をすする音がちょくちょく聞こえた。
隣を見たら、妹も映画を見て泣いていた。あぁ、コイツ頭よくなったなーなんて変な感慨が沸いた。
出るとき、「プログラム買って」って要求されたが断って進もうとしたら俺の服のすそを引っ張って不意に泣き出した。段々喚き声に変わってきたので面倒臭くなって買ってやった。途端に機嫌がよくなって、ニコニコしながらエレベーターに乗り込んだ。
階数のカウントダウンをぼけーっと見ながら、さっきのは計算だったんじゃなかろうかという怖い考えが浮かんだ。 演技で泣けるんだとしたら立派な俳優じゃないか。
子供は未知数ですね。
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