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2006/06/05(月)
自然の造形美
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去年の10月…深山公園ウォーク中に見たことのある大きな幼虫を見つけた。
3年前、羽化の観察をした野生の蚕「シンジュサン」だ、もうすぐ繭になりそうね…なんて言いながら見ていると、大きなカマキリが虎視眈々と接近中だった。
これはやばいよ、というわけで木の葉と一緒に持ち帰り、新しい葉を入れ替えたりしながら、ケースの中で繭になった。
そして7ヵ月を過ぎた昨日の朝、部屋から庭に置いてあるケースを見たら、アレレ!いつもとちょっと違う。
急いで近づいてみると、何と何と〜羽化しているではないの〜!
以前の羽化は8月半ばだったのに、ケースの中なので早くなったのかしら?とにかく無事に羽化してよかった!
幼虫の内に寄生蜂にやられているかも…と心配していたものね。
大きく翅を広げた姿はすごい迫力、そしてインパクトのある蛇模様が立体的に浮き出てとても美しい。
蝶や蛾や小さな虫たち、それに野鳥などを撮るようになってから、あらためて自然の造形美って素晴らしい! とつくづく思うこの頃ではある。
☆シンジュサンが大きく翅を広げて…
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