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2006/08/28(月)
ままになるなら…?
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90才になる伯母は骨折の手術後治療が終わったので、1週間前に老人保健施設へと移った。
ここは見晴らしの良い高台に位置し、目の前には讃岐富士が美しい姿を見せている。 介護用施設と自立生活出来る人たちのケアハウスも同じ敷地内にあり、田舎にしては立派な建物群がずらり…
室内は広々としてお洒落清潔感があり、職員の態度もにこやかで親切、しかも若い人(イケメンの人も…)が多く、病院との違いが顕著だ。
伯母は歩くことが出来ないので要介護、病院では栄養源を摂るのに点滴だったが、ここでは車椅子で食堂へ出向き、マンツーマンで世話をしてもらっているらしい。
私たちが行った時は伯母の食事は終わっていたが、他の人は長い時間をかけて食べさせてもらっていた。 1時間あまりいたのに、帰りに見てもまだ終わってなかった。
病院で見舞った時より心なしか顔色もよく、言葉もしっかりしていたように思えた? 伯母をはじめ周囲の人たちを見ていると、自分たちの将来と重ね合わせ、物悲しさもわいたりする。
子供の頃、祖父母が「ピンピンコロリ」と口にしていたのを思い出す、あの時は何のことか分からなかったが、 誰の願いも同じなのだと今にしてようく分かる。
思い通りにならないのが世の常…ままならないだろうけど、ままになってほしい?
☆車窓から見た番の州の工業地帯
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