気ままの記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年9月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新の絵日記ダイジェスト
2009/03/28 寒い!
2009/03/15 草取り
2009/03/08 俳句
2009/03/06 がんばる!
2009/02/27 思い出

直接移動: 20093 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 

2006/09/14(木) 溜息…
遠縁に当たるYさんは71才、今も現役で美容院を経営している。

2人の息子のうち、長男は国立大学を出て国家公務員となり、東京でマンションを購入、子供2人も有名大学へと進学、今は北海道へ単身赴任している。

一方次男は高校卒業後地元の農協へ就職した。

次男の結婚に際しては、近くに親負担で家を新築、お嫁さんには美容院の家事全般の手伝いに通ってもらった。
そして帰宅してすぐ食べられるように、夕食を新婚家庭に持ち帰らせるようにした。

当初お嫁さんは「お給料を貰った上、こんなにして貰って申し訳ない…」と涙ぐんだと言う。

時は流れ次男宅にも子供が2人生まれて4人家族となった。

相変わらずお嫁さんは家事手伝いに来ているが、当初の習慣はそのまま続き、当然の如く家族4人分の夕食をタッパーに詰めて持ち帰る。

他にも色々援助してずい分家計費の足しになっていると思うが…

「子供たちのお稽古事や教育費で出費が多い、まだまだ私たちを助けて下さいね、お母さん」
「主人は給料が少ないからバイトでもしてほしいわ」
「将来この家は誰のものになるんですか?」などとお嫁さんはエスカレートしてとどまらない。

「長男は自力でマンションを購入したから、この家は長男のものよ」
「それにしても私は何時まで働けばいいんだろう…」
Yさんの大きな溜息が聞こえる。

☆「ウチワヤンマ」


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.