Azu's Diary☆彡白血病闘病日誌
…生と死をみつめて…入院から退院までのキモチ
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2004年4月
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最新の絵日記ダイジェスト
2005/10/01 白血病の闘病日誌
2004/07/01 自宅からーー^^
2004/06/30 嬉しいなーーやっと退院だ^^
2004/06/29 午前中は寝ちゃった^^
2004/06/28 準クリーン解除!!

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2004/04/04(日) フェスティバル本番の日
今日は地元のケーブルテレビのフェスティバルの日。
大好きなジャズダンスを発表する日です。
元気でいたら、今日、私も皆と一緒にステージに立ってた。
その為にレッスン頑張ってたんだよね。
残念です。
でも、みんなが 私の分も頑張るって 言ってくれて…
うれしかったな。ありがとう(@⌒O⌒@)
治したら、ゆっくりまた、ダンス始めたいな。
仲間がいるから…ね^^

先週、同じ部屋に入ったお年寄り二人…
二人のおばあさんを見ていて思うことは
ここまで長生きできて いいね ってことかなぁ。うらやましい。
今私は36歳で、多分このおばあさん達は 私の倍は生きてるでしょう。

時々思うんだよね。
私は 君が いくつになるまで、元気でいられるのかな?って。
自分が、何歳まで生きるって言うより、
君が 何歳になるまで、見守ることが出来るのかな…って思う。
5年生存率とか10年生存率とか、気にしないようにしてるけど、
やっぱり、考えちゃうよね。
実際、病院に入っている間は、そばにいてあげられないわけだし…
期限があるなら、できるだけ そばにいたいって思う。

期限があるなら、行ってみたい所にいったり、やったりしたい。
USへ一人旅してみたい(ホントはいつか、住みたかった…)とか、
自分の好きな仕事をしたいとか…
体力的な事もあるだろうけど、すこしずつ身体を慣らして。
私の夢なんだよねーー

抗がん剤が入ってから、左足の残っていたアザも ほとんど消えています。
この前のマルクの検査結果、序々にデータがでて、
染色体レベルでのがん細胞も 消えているそう(*^-°)v
ここまでは この治療で最も良い経過だって。
今回の抗がん剤が どこまで効いているか…今後の入院の期間にかかわってくるの
またマルク検査があって、その結果次第だーーー。


参考までに*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・

急性前骨髄性白血病APL(M3)

どうして、その患者さんが白血病を発病したのか、原因は特定されていません。
タバコ、その人の生活習慣、過去の治療歴(化学療法)など、
いろんな要因は考えられますが、これといって 決めてはないそうです。
白血病は遺伝しないし、伝染もしません。
しかし、白血病になるメカニズムは、わかっていて
ある日突然、なにかの要因・偶然が重なって、二種類の染色体の一部が、お互い入れ替わり、
その入れ替わった本来無い細胞が、白血病細胞となるそうです。

日本では年間5000人が白血病を発症しているそう。
年々、その人数は増えつつあるようです。

一口に白血病といっても、急性と慢性、また、骨髄性とリンパ性に分類されて、
さらに急性骨髄性はM0〜M7の分類に分かれていて、
治療の方法も、それぞれ ちがうみたい。
私のM3は、かつては 白血病の中でも 一番治りにくい種類だったそうですが、
今では、染色体の構造もわかって、抗がん剤の前に、
薬を飲んで、寛解(肉眼で見て、がん細胞が5%以下)までもっていける 種類の白血病です。
比較的治りやすい種類だそうです。
私も、その薬のおかげで、薬を飲んでいるだけで、寛解にもっていけました。

ただ、この寛解だけでは、間違いなく再発するそうです。
もっともっと 小さい細胞レベルでの治療が必要で…
それが いま 私がやっている 地固め療法。
抗がん剤を投与して、悪い細胞をやっつけて、
再発の可能性をできるだけ0に持っていく為の治療です。

今の医学では、それがほんとに 0になったかどうかは わからないそうです。
その人の発病した状態や治療の経過、その他いろんなことが関わって、
再発率も まちまちで、これと言って、決手は無いようです。
他のガンと同じで5年再発が無ければ、治癒と言えるようだけど、
6年目で再発をした人もいるし、
「運」としか、いいようがないのかな…なんて 思います。


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