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2004/10/03(日)
大林宣彦講演会
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知人に誘われて「木下恵介記念・はままつ映画祭2004」のイベント、『大林宣彦記念講演』を聞きに行ってきました。 大林氏は「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾道三部作などで知られる映画監督です。穏やかな語り口の中にも、映画への熱い思いがひしひしと伝わる講演でした。「巷にあふれている戦争や殺戮の映画はいらない。人々を笑顔に幸せにする映画を作りたい。また見る側も求めて欲しい」という言葉が印象的でした。またそういった意味でも、大林監督は木下恵介監督作品を高く評価していました。 「こんなに大きくて何もない空白など自然界にはありません」と舞台上のスクリーンを指差す大林監督。「神が望むものを、この空白に人間が描けるか、神が人間に問いかけているのではないか。またそれを人間が創り出したものが芸術なのだ」と。 小説家は白い原稿用紙に心に響く文章を書き、画家は白いカンバスに美しい絵を描き、作曲家は白い五線紙に心動かす音楽を書く。演奏家や舞踏家、役者はステージに立って素晴らしいパフォーマンスをする。うんうん、私も人々を幸せに出来る音楽を目指すぞ〜!(^^♪
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