|
2004/04/30(金)
役不足
|
|
|
夕方、NHKの番組の「気になることばコーナー」で、「“役不足”の意味は?」というのをやっていました。次のうち、正しい使い方はどちらでしょう?という問いでした。 1、上司が部下に「君には役不足かも知れないが、この仕事をやってくれ」 2、部下が上司に「私には役不足ですが、やらせていただきます」 正解は1。1は「能力に対して、役が軽すぎる」、2は「能力に対して役が重すぎる」と、全く逆の意味になってしまいますが、最近は、謙遜の意味で2が使われるケースが多いそうです。なんでも、この言葉の語源は、「大物役者に対しショボい(?)役を割り当ててしまっていて、役者の格に対し役の格が足りてない」ということだそうです。「(人が)役に不足」なのではなく、「役が(人に)不足」なんですね。(^_^) 私は・・・ちょっと自信はなかったけど、一応正解でした(*^^)v 他にも、誤用されやすい「情けは人のためならず」も解説していました。「確信犯」や「汚名挽回」といった言葉も、よく新聞やテレビで取り上げられますね。 間違っていると知らないで、何気なく使っている言葉って、私も案外多いかもしれません。そう思うと、ここに日記を書くのも怖いような・・・(^_^;)
|
|
|