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2004/04/21(水)
真珠の耳飾りの少女
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東京へ行ってきました。一番の目的はコンサート鑑賞だったのですが、実は銀座の映画館で上映されている「真珠の耳飾りの少女」も見たかったのです。 映画は、17世紀オランダの天才画家・フェルメールの代表作、「真珠の耳飾りの少女」という1枚の絵を題材に作られています。 以前はフェルメールに関して、殆んど知識のなかった私。でも、一昨年、旅行先のベルリンとドレスデンの美術館で彼の絵と出合ってから、興味を持ち始めました。暗い色調の中にありながらも、浮かび上がる光や、印象的な青や黄色。TV東京系の「美の巨人たち」という番組で取り上げられた時のこともよく覚えています。「ラピスラズリの青」という言葉も、その時初めて知りました。「真珠の耳飾りの少女」に使われている「青」がそれです。(この絵は別名「青いターバンの女」とも呼ばれています) 今日の映画は、彼の絵と同じく、全体に暗いトーンで描かれていて、個人的には「好きな映画」とは言えませんでしたが、改めて、フェルメール絵画の魅力とその背景を知り、とても心に残りました。いつかオランダに行って、この「真珠の耳飾りの少女」の魅力的なまなざしに会いたいです!(^_^)
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