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2004/05/22(土)
花の色
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朝日新聞の夕刊の「花の“色”仕掛け」の記事を読んで、「へえ〜!」と感心してしまいました。 色とりどりの花は人間の目を楽しませてくれますが、本来、鮮やかな花の色は、花粉を運んでくれる虫や鳥を引き付けるため。だから、虫や鳥に来てもらう必要のない風媒花(針葉樹やイネ)の色は、地味なんだそうです。 「受精が済むと色を変えるのは、花が昆虫に“もう来てもらう必要のないこと”を知らせるため」「鳥媒花の多い西インド諸島では明るい“赤の色素を持つ植物”が多いのに、虫媒花の多いオーストラリアではごくわずか」「昆虫の目は紫外線を識別できるため、花びらの斑点を目安に蜜を探す」・・・etc. ふ〜ん、すごい!「昆虫と花の共進化」という言葉も初めて知りました。こんな風にして、花と虫は共に助け合いながら生きているんですね! なんだか、園芸店の店先に並んだ「NEW!」という札につられて、毎年ついつい新しい色の花苗を買い求めてしまう自分って「なんてちっぽけなんだろう」、とちょっと反省しました(^_^;)。
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