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2004/05/05(水)
ピサロ展
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ジークフリート氏の「行こ行こ」の声に誘われて(?)、浜松市美術館へ「ピサロ展」を見に行ってきました。 ピサロ(1830〜1903・フランス)は、印象派の画家たちから父のように慕われたといいます。交流のあった彼らの影響を受けながら、ピサロの作風は年齢を重ねると共に変化していったそうです。そんな様子を絵を見て辿っていくのが、とても楽しかったです。 私が今日見た中で一番好きだったのは、半円形のキャンバスに書かれた「穫り入れをする人たち」でした。私は、ピサロと言うと「羊飼いの少女」のイメージが強かったのですが、それに比べるとこちらは明るい色調で、農民へ向けるピサロの温かい眼差しが感じられ、とても気に入りました。 ピサロ展を見た後は、すぐ横の浜松城公園を散策。浜松城は徳川家康が築き、29歳から17年の間在城しました。その後この城には25代の城主が住み、その多くが幕府の要職に就きました。そのことから、浜松城は「出世城」と呼ばれるようになったのです。(浜松には『出世城』という名の地酒もあります!) 今、浜松城公園は新緑の季節。昨日からの雨に洗われて、清々しい空気でいっぱいでした。近くに住んでる私たちも、なかなかここをのんびり歩く機会がないのが残念です。そうそう、今日初めて、公園の中にある「若き日の徳川家康像」をみつけました。これ、本物に似てるのかしら?(^_^)
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