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2005/02/02(水)
業界No.1の2G端末は発表されたが・・・
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【添付画像】はvodafone【V603SH】です。発売は2月中旬以降〜。
vodafoneが2つの新機種を発表した。シャープ製の【V603SH】と東芝製の【V603T】だ。この2機種、機能的には“まさにハイエンド”。
vodafoneならではのテレビ・FMラジオ機能に加え、【V603SH】では地磁気センサー+加速度センサーの「モーションコントロールセンサー」も搭載し、世界初機能を列挙するのも大変なほど。
しかし難しいのは、この2機種が2G(第2世代)のPDC端末であることだ。 ハイエンド機能は満載だが、エンターテインメント・ケータイと言った方が相応しい端末かも・・・。
【V603SHの説明】
今にある機能を入れられるだけ入れてみた─。そんな印象の端末【V603SH】と言っていいだろう。
2G端末では言うまでもなくキャリアNo.1に仕上がってますが、ハイエンド2G端末をまだvodafoneが発表してくるにはやはり理由があった。
それは3Gに移行する注力をしながら、まだ3G整備が整ってない面と、世界共通仕様に対するケータイ操作性のやり辛さが、まだまだ3G端末には課題が残っており、未だ3Gは過渡期であるからだ。
3Gはやはりキャリア(NTTドコモ、KDDI au)の中からは遅れがちなvodafone。 その面をカバーしようと指定先メールの無料化サービス開始の背景があるのかも…(家族以外の送受信無科化は業界初)。
今回は、「【V602SH】と【V402SH】が合体して、なおかつ+α(世界初 5軸ワンチップ…モーションコントロール)が付いた」と、プロダクトマネジメント本部は形容する。
その上で、「3G端末ハイエンド【902SH】から一回り小さくなった技術進歩」も盛り込まれています。
【V603SH】は話題の光学2倍ズーム付き202万画素カメラを備えたハイエンド端末と、【V402SH】はテレビとFMラジオのチューナーを内蔵した端末のドッキング端末が【V603SH】。
あと【V602SH】との違いは、3G端末【902SH】と同等の2.4インチディスプレイ『モバイルASV液晶』が使われている事。ここまで表現する高画質は、SHARP端末以外に存在しない。 さすが本家本元、液晶のSHARPさんだ。
あと気になるのが、【V602SH】で搭載されていた背面ディプレイが滔々、廃止。何故、廃止までに至ったのか? 確かに省エネ対策にもなるが! 一見また昔のケータイに戻った感じ。まぁ、ケータイを机上に置いて待機状態にする時は、ディスプレイを回転させ、着信相手が表に見える様に出来ると言う、開発の意図がありますが、余り賛成出来ない変更点だ。
テレビとFMラジオ用に外部アンテナが搭載。通話用は従来通り内蔵アンテナとなる。
あとは、カラオケの採点機能も搭載されている。
正直【V602SH】よりコンパクト、丸みを浴びたデザイン、画面を閉じたデザインは使い勝手良くなってはいるが、高級感がイマイチ↓。
※市場の反応(要望)見て、今後も2G端末は出していく考えはあるvodafoneですが、3G整備は早くして欲しいものだ。
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