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2005/05/26(木)
女性の発言は・・・
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外食(昼食)時、すぐ傍でケータイ片手に、『昇給の面談の時、めちゃくちゃ私、文句言いましたよぉ〜』と話してる女性。
文句言えるほど仕事を熟し、働く従業員にも信頼が厚く、会社に利益をもたらせていて、しかも会社業績を理解して望む昇給面談であるなら、その発言は会社側としても生かすであろうが、一歩間違えると批判・苦情・身勝手・わがまま・退社願望のきっかけではないかとさえまで、その彼女を判断され、今までと異なる見方を会社(経営管理者)側がする場合もある。
物事をハッキリ話すあの女性の口調は悪くはない。あれだけケータイ相手に真剣に話すと言う事は、それなりに自分の評価をして頑張ってるんだろうと思うし、そう願いたい。 又、意外に面談の時は友達に話しているほど、めちゃくちゃな事は言ってはいない、優しい女性かもしれないし…。
でも、めちゃくちゃ文句言いたい結果だったんでしょうねぇ〜彼女。
私は職業柄よく会社経営者や、一般の方々と会話しますが、やはり今はまだまだ“不景気”と言う言葉が出まくる不景気からは脱皮出来ない状況。 ボーナスカットの企業なんて沢山見て来た。早期退職制度を入れてる企業も増えている。県内では、35歳で既に対象にしている企業もあるんだから寒い話しである。それほど厳しい時代、貯まらぬ財産、何でもお金が掛かってしまう時代を生きてる事だ。
経営者からよく聞くのはこんなやはりこんな発言。 『従業員がうちの会社で働く条件にもし不満が有るなら、その条件に合う会社を探して、雇って貰えばいい! そんな会社を必死に探してみて、採用されるんだなッ★』と。
一歩間違えれば、彼女の働く経営者や管理職がこう言うタイプだったら、彼女の発言は逆効果である。評価DOWNで、昇給もゼロかも・・・。
不景気・・・建築業を営む我が家だからその時代の変化には敏感。やはり昔と違って、若い夫婦が家を買えない、建てられない。建てても柱が割り箸みたいに細い基礎で見えない心臓部にはお金を掛けず、見える外装部分の見映えだけの家に変えてしまい、やっとやっとのローン返済でやっと買えるのが現実。若い人には3,000万円以上の家を買うのが厳しい時代になって来た訳である。 だから設計打ち合わせ段階から、自分が描くマイホームの夢は崩れて、現実的に毎月支払える資金でのマイホームで我慢に我慢する若い夫婦が多くなってきたのが現実である。
ふと耳に入った女性の発言。世間の皆が思ってる現況に対する代表の一つなのかもしれません。
※眼鏡生産高日本一の福井県でさえ、眼鏡工場ではゴルフクラブ、パチンコ球などの塗装生産を複合生産しないと、利益が出ない現況になってると、昨日勤務されてる従業員から聞いた。 で、市場に回ってる安価な眼鏡フレームの原材料を見たら、こんなので作るの?と思う物なんだって! 確かに私も眼鏡フレームを5本持ってるが、20年余りも愛用している“HOYA”フレームだけが色落ち、変形、破損がしない。 ファッション感覚で購入した安価な眼鏡フレームだけが、やはり長持ちしない。やはり安価には安価な理由がちゃんとあるのは、マイホームも眼鏡も一緒だなぁ〜。
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