|
2005/06/08(水)
サポーター
|
|
|
お互い好きな気持ちがあって、お互い好きな気持ちを受け止めて、結婚したハズなのに。ちょっとした子供心が悪戯して、喧嘩しなくてもいい二人を痛ぶり試される事はどの夫婦にもあるだろう。
二人の気持ちが同じ方向を向いてれば乗り切れるかもしれないのに、背中合わせになったばかりにお互いが傷付き、お互いを憎み、好きだったハズの夫婦が距離を置く。
お互いが悩み傷付き合ってるからこそ二人が力合わせる場面なのに、相手を信じられなくなると自分だけの考えで行動をとりがちになるケースがある。
結婚式で何を二人で誓いあったのだろう？と思ってしまう。
傷が深い方は悩み続けて疲れがピークに達すると、精神的に支障が出てしまう。
でもどうして彼が…。彼が狂わせた生活を、彼自身が生活設計を変えようと頑張って来たではないか。
修羅場を抜け切って笑ってゴールを迎えるはずだったのに…自らリタイヤしやがって。
「いつまで寝とるん？ 早く起きんかい！」と叫ぶ自分。彼のゴールがこんな形で終わるなんて。
リタイヤにさせた要因は彼一人の責任ではない。
今日決定したサッカーＷカップ出場には選手はもちろん、監督、関係者は居ますが、やはり周りにはサポートが一番支えてくれている。
彼にも身近にサポーターは居たのに、そのサポーターは彼を見つめ応援さえ途中からはしていなかった気もする。
サポーターの責任も十分考えられる今回の事故。
今日この【添付画像】の地・福井県勝山市～大野市で一日を過ごしたが、余りこの地で働いた一日の記憶が無い。
それほど親友から入った一本の電話は、ショッキングだった。
何で？結論がこれなんだよ。悔しくてかなわない。一人の友人が自分の周りから去った悲し過ぎる日。
『バカヤロー！！ 選択違うやろ…』
サポーターの反省も重く残った今回の事故。
最後になったあの日あの言葉を思うたびに、涙が止まらない。
彼のご冥福を深く祈りたいと思う。
|
 |
|
|
前の月
