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2006/01/30(月)
私に出来る事ってこのくらい
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今日は休出代休日。何だか月曜日が、私の代休日の定番になった気がする。妻は日・火曜日が休みで、私がその間を敢えて選んだ訳ではないが、月曜日に代休を取る事が8割だ。 今のビジネスは、土・日・祝日にやけに商談が入る。自分でオフィス管理してた頃はやる事が細々と多くて今みたいに毎日、外出して商談する事はなかった。
今日は予約入れてたお店へ髪を切りに出掛けた。私の担当が変わったのは12月から。24歳の既婚者で初対面の時から私の心にキズが付くくらいストレートにものを言う女性。でも的得てるので怒れないし、仕事頑張ってる姿が見えるので応援はしてる。 しかし予約時間が過ぎても私は呼ばれない?
担当の彼女がやってきた。『ごめんなさい〇〇さん! 指定した時間に来て頂いたのに、私のミスで先約のお客さんをまだやってるんです。ごめんなさい! コーヒーでも紅茶でもおかわりしましょうか?』と。
あの強気な彼女がかなり困ってた表情だ。私は彼女にこう話した。 『俺の事は気にしなくてイイ! 今日は暇だから時間はズレても構わないから、今のお客さん、仕上げるのに専念した方がイイよ!』と微笑んであげた。
私はまず店長からコーヒーを出されてから、週刊誌2冊を読むくらい待たされていた。
先約の男性が終了した瞬間、冷たい表情でこう言った。 『もう〇時回ってるんかぁ〜 時間掛かったなぁ…』と。 嫌な空気を残してその男性は店を出て行った。
40代の男性の割りに髪の仕上がりの形に細か過ぎるほど次々と指示するタイプ。 私は最後の仕上げは自分でするタイプ。 『こんな感じが好きかな♪ 覚えてたら次回チャレンジしてみて。でも覚える気無いやろう(笑)』と、綺麗にセットされた髪を多少、指で乱す。いかにも今、セットしてきました!に見えるのが嫌だから。
でも先約の男性は口から次々と髪の形やスプレーの仕方まで注文してくる。仕上げてくれた店員の彼女に、こんな言葉くらい掛けろと思った。 『ごめんね!色々注文して。おかげで好みの感じに仕上がったよ。ありがとう♪』の言葉を賭けてけ!と思った。
私の順番がやってきた。いつもの明るいテンションで話し賭ける空気では無かったので、人間の性格の話しから私は彼女に話し賭けた。 『今の客、何あれ!? 別に芸能人みたいにこれからステージやTVに出る訳じゃあるまいし…。自分に酔ってなかったあの客? あんな客って多いの? でもあの客への対応は〇〇さん、良かったよ☆』ってフォローしてあげてた自分。
今のお店の空気と彼女の気持ちを1秒でも早く変えてあげたかった。俺、気遣いし過ぎ…?
最初の10分は先約の男性の性格をお互いに詠み合って、共通する部分があれば、『そうそう!そう思う思う!!』と話してた。当然周りにお客が居たらこんな話しはしない。間違ってあの男性の知人が居たら大変な事になるからね。 他の店員や店長は私達の会話に微笑んでた。
彼女はまだ若い。だから人生(仕事、夫婦生活、趣味)の経験話しをしてあげたり、逆に若い世代から吸収したい事もよくあるので、彼女に質問したりする自分。
笑いが出る明るい空気に店内と彼女が変わった。私の役目が終わった。 彼女は御礼にと、時間を掛けて頭皮マッサージと肩揉みをしてくれた。気持ち良かった。全身マッサージして欲しいくらい気持ち良かった♪(スケベオヤジ丸だし)
彼女にとって“嫌な日”イメージをどれだけ緩和させられたか私の力で…?
次回の予約を入れ、明るくなった店内から私は出た。
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