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2007/02/26(月)
恩師の墓参り
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起きてる一日の中の80%はビジネスの事しか考えてない様な感じの2月中旬から、最近ではちょっと寝れなくなってる。 寝れない事には悩まないが、今晩は滔々一睡もせず火曜日の朝を迎えてしまってる。
友達と会って来て帰宅が遅くなった妻が、火曜日の朝AM6:00になっても眠ない自分に、仕事で疲れてると思うのに、【添付画像】のサッカーボールみたいなおにぎりを2個作ってタッパーに入れ、私に食べろ!と持って来てすぐ妻は布団に入って寝た。
おにぎりは朝食になるみたいな時間ではあったが、腹が空いてた様子で美味しく頂いた♪
月曜日に病院で再診受けた自分が会社に出社するルートに、以前勤めてた会社で凄くお世話になった、亡き恩師の墓があった。 せっかく通るんだから、缶コーヒーをお供えにと墓参りに寄った。恩師は大きな会社の役員であり工場長でありました。 人事異動で私が勤務する特殊技術を導入してる工場に、工場長として迎えてから、自分は厳しく恩師に、仕事に対する姿勢を学んだ。管理職だった自分は徹底的に管理とはこう言うもんだ!!と体で覚えさせられたもんだ。又、私より上の職制は皆、厳しい管理にビビってたが、私は恩師を親父の様に慕っていた。
『おい! 管理職は管理する立場にあるんだから、分かってるだろうな!!』が口癖で、鋭い眼つきで睨まれた後からはチョッピリの笑顔があった様に感じ取っていた自分。 恩師が管理する事業部、工場は必ずと言っていいほど成果を上げ、伸びる会社に成功し続けてた。
そんな中である病で入院され、自分が働く工場長時代に悲しいがあの世の方になってしまった。 遺された経歴は大きく、今もその工場の管理方法は受け継がれているらしいが、その後、新しく就任された役員のカラーに少しずつ染まってる様子だと聞いてる。 その染まり方がもっと改善された善い方向なら何も問題は無いが、ちょっと事態は異なって来てると聞いている。
TOPの経営カラーに染まる事が明らかに会社にとって善いカラーなら染まればイイが、色んなカラーがあって会社は成長するんだから、同じカラーに染まる事はないと思ってる自分。 もし役員カラーが間違ってる方向なら、自分でカラーの色を変えるくらいのカラーを強く出さないと! でもそのカラーに染めてくには周りの協力が必要だ。そんな自分の性格は変えられないものだと最近はつくづく考え、行動してしまう。
そんな自分の性格でも、会社に寄っては自分のカラーを封印しようかと考える自分が居る事に気付き始めた。 要因は色々とあると思う。自分のカラーが封印される要因って・・・。
【添付画像】のおにぎりも、今まで妻から握って貰わなかった事のない形(特に海苔)だった。 心配してわざわざこんな形にして握ってくれたんだろうと妻から伝わって来る。 同じおにぎりの形だったら貰った後、驚きも感激も感謝もしなかったハズ!
こんなおにぎりを握る様な役務にもう一度自分がなって、一緒に働く従業員の環境を変えてみようかと思う反面、自分のカラーを封印するのも一つの手段と考えてる二面性の自分が最近居て、その格闘に毎晩、寝られなくなってる気も・・・。
恩師には手を合わせて正直な自分の心の中を報告して来た。墓の中から、 『おい! 管理職は管理する立場にあるんだから、分かってるだろうな!!』と言って、自分を叱ってる恩師が何となく見えてた。
恩師には、 『驚くなかれ、こんな自分もあったんです。すみません・・・』と深く深く頭を下げ、手を合わせてる自分が墓の前にはあった。
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