☆★☆過去は宝、ピンチはチャンス☆★☆
今日と同じ過ごし方は明日には無い。又、同じ出会いも無い。今日と言うnは1nだけ!【後悔しない一日を】
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2007/07/02(月) 帰宅後 『あ〜本当に疲れた』の声しか出なかった
人生の中の正念場がやって来た!!!と思った一日の始まりだった。

早朝6時から娘のケータイが鳴り放し・・・。朝から何かと思えば、自宅で不治の病?を療養中の妻の親が深夜3時半にベットからフラリと床に落ちてから、時間が経過するにつれ、両足が動かない状態に悪化してしまった為に、妻に病院へ連れてっ貰えないかと言う孫への緊急電話だった。睡眠したばかりの妻が文句言いながらも即行で仕度準備に入った慌ただしい早朝スタートだった。

一方、私にも緊急事態が訪れた。貴重な商談10時直前に鳴り止まないケータイ・・・。着信番号は登録されてない番号? 迷惑電話にしては気になる電話のながさだと思って出てみると、
『○○○さんが朝から出血されましたので、息子さん、午前中に病院に来て頂けませんか! 詳しい事は病院で話しますから・・・』だった。

この内容で商談のお客様には謝罪してのドタキャン★
営業マンがやっては行けない行動だが緊急事態には変えられなかった。即行、私は家族が入院中の病院へ!!!

親は私が病院通路より歩いて来る姿を部屋から見えた瞬間にベッドから置き出して、タオルを掴んで号泣した。生まれて初めて見る親の涙に胸が痛くなった。電話で聞いた状態の出血ではなく、ナント!吐血だった。また量が多いとも聞いた。
しかも親から絶対聞きたくない言葉が本人の口から、ポロリと出た。
『もう自分、ダメながやわ・・・(泣)』と。

偶然にも担当医がベテランに変更なった今日、親の体調が急変★ 新たな病気の発覚だった・・・。正直、親の対しては強い姿しか見た事のない自分にとって、親の号泣はかなりショックだった。
ここまで患者の精神状態を低下させる病院側の気配りの無さについては1週間前、
『心のケアが余りにも無さ過ぎるのではないですか!?』と医師2人に意見を述べた自分だったが、今日はそれを特に強く感じた。

入院中の親は、同じ病棟部屋の患者の体に異常が発生すると、自ら看護婦を呼んであげ、心配してあげるタイプ。
若い医師には、
『患者から指名受ける様な医師に、多くの実績積んでなって欲しい!』と余計なアドバイスもする親であった。

人の事より自分の心配をして欲しいと思ってた。

妻の親の状態も気になり妻にメールする。今からMRIかぁ・・・。
私たち夫婦揃って180°方向が異なる病院へ分かれての緊急治療の今日一日。こっちも気になるが、あっちも気になるWの不安と心配・・・。

こんな日に限って7人からのビジネス着信。支社は本社と違って人員が少ない為に、こんな日の対応も全て私自らが処理してやらなければ機能しない実態が、今日よーーーく分かった。
悪く言えば、「使いものにならない奴らだ!」と思ったが、仕方がない事態。

医師からの、時間を2回に分けての説明会を聞いて、こちらの病院を出たのは夕方だった。今日はビジネスに全くならない事態を会社に報告して、今度は妻の親が精密検査中の病院に向かった。診察は夜まで掛かった。到着したら朝の姿と違って、妻の精神力もかなり落ちてた・・・。

妻はそんな体ながら私たちとバトンタッチして、大事なお客様が今晩お店に来て頂けるゆえにこんな日も、お店勤務に従事した。

うちには96歳の寝たきりの祖母が居る。今日は14時からデイサービスでお風呂に入れて頂ける日。
この対応には急遽、伯母ちゃんにわざわざ来て頂き、家の事をお願いをしたりした、バタバタ悲劇の一日だった。

私たち夫婦は自分の親の看護にそれぞれ動いてる最近だったので、6月中旬より、夫婦であっても1週間に2時間も顔合わせてない生活をしている。これがいつまで続くのか?とふと思う。

帰宅したら横になって体も休めて寝られると思ったが、精神がこれだけ疲れると、家族全員が家の中で呟く言葉はこれしかなかった。
『あ〜本当に疲れた』
しかも精神疲れると寝られないんですよねぇ〜(Blogカキコしてる今の時間が火曜日AM3:10・・・朝刊が今届いたよ)

明日はまた夫婦バラバラに分かれて、どちらも病院で2日目の精密検査を受ける。悪い結果だけは出ないで欲しいと神頼みするだけである。ビジネスにも2〜3時間ばかり動く時間が必要となる火曜日であるから、乗り切って頑張るしかない!!!


【添付画像】の本。入院中の私の親が今、病院のベッドで読んでる本だった。
映画化もされた五木寛之氏の「大河の一滴」

もう覚悟を決めるしかない。
人生は苦しみと絶望の連続だ。地獄は今ここにある。
その覚悟が定まったとき、真の希望と生きる勇気が訪ねてくる。
ブッダも親鸞も究極のマイナス思考から出発した。
五木寛之がはじめて赤裸々に吐露する衝撃の人間論。


こんな本を読んでるんだぁ〜と何か胸が閉めつけられる思いをした。ちょっと気になり数ページ読んでみたがすぐ閉じた。読む気なんてやはり今日は起こらない・・・。
http://www.atc.ne.jp/seikindo/html/taiga.htm


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