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2008/06/25(水)
「仕事を甘く見てました」って言っての断念
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夜22時半過ぎに、1本の電話が私のケータイに入った。
入社研修期間の40代半ばの男性だった。
「丁寧に毎日教えて頂きながらすみません! 今日で仕事を辞めます。仕事を甘く見てました。昔と今の市場がこんなに違ってるし、臨機応変に自分出来なくて悔しいですが・・・すみません!! きちんと指導して頂きながら何の力にもなれなくて・・・」と言って3日間で社員研修を断念した男性。
確かにこの3日間、シンプル・イズ・ベスト☆と思って、なるべく早く稼がせてあげて自信を持たせ様と、付きっ切りで教育してた自分。
残念と言う気持ちは冷たいながら、サラッサラ無かった自分が今日は居た。
いい歳して昔は “営業が天職”の様に、ある会社のトップセールスをしてた彼が、 「仕事を甘く見てました」で再就職に挑んでるとは、余りにガッカリした言葉を残していったものだ。
確かにあの会社のトップセールスがこのレベルかよ!?と上から目線で見てた訳じゃないけど、再就職に賭ける努力不足が見受けられた3日間の研修だった。
私が今日の研修で彼に言った事。 『昨日より努力してる姿は見えるが、自分で50%しか覚えてませんとさっき私に正直に言い切ったが、普通ならその言葉聞いた時点でクビだは★ あの会社でトップ走ってた○○さんが言う言葉じゃないよ。とにかく明日もう1回チェックするから、昨日から注意された同じミスばかりしちゃダメだは!! ここさえクリアさえすればいいんだから頑張って!!』
この言葉を残して私は会社から外出した。私が外出したらその彼、デスクで肩を下ろして元気ない状態ながらまた練習してたと後から社員から聞いた。
この世の中に、そんなに甘い仕事ってあると思ってるのか知らないけど、特に再就職したならもっと気持ちから挑戦して来ないと!!
最終回の 「ごくせん」に熱演するチャレンジャーの “武 豊 (39)”の様に・・・【添付画像】
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