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2009/10/17(土)
酒米の王様 「山田錦」の稲刈り出役日
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日本の文化を代表するひとつに日本酒があります。この酒のもとになる酒米という米があります。 酒米は食用の米と違い、大粒で米の中心の心白と呼ばれる白い不透明な部分が大きいのが特徴です。これを発酵させて酒にします。
全国で有名な酒米として、「雄町」「五百万石」があり、そして、なかでも “酒造好適米の王様”と呼ばれる 「山田錦(やまだにしき)」 は酒づくりに適する米の代表とされています。
「山田錦」は兵庫県三木市吉川町(よかわちょう)が産地と言われてますが、私の地元営農組合も栽培に力入れてます・・・【添付画像】
今日は地元営農組合の出役日で、保育所から幼なじみの同級生とペア組んで、記念すべく今年最終日の 「山田錦」の稲刈りを、自分はコンバイン・オペレーターとして汗流しました。
当初は今日、大豆刈り取りの出役日でしたが、大豆は昨日で終了しましたので急遽、酒米の稲刈りになりました。結果的に自分の今年の稲刈り出役日は2日間のみでした。
☆★☆良質の酒米が持たなければならない特性条件☆★☆
第一には、大粒で心白があること(米の中心部にでんぷんが集まって白っぽく見えること)。
第二に、たんぱく質の量が高くないこと。
第三に、粒張り、粒揃いがよく千粒重が大きいこと(千粒重とは、整粒した玄米千粒の重さを言う)。
大粒の 「山田錦」 はこれらの特性をナント! 全て持ってるんです。
しかし 「山田錦」は酒米のなかでも作り難い品種で、土づくり、苗の育成、田植え時期の厳守、肥料の改善、病虫害防除、適切な水管理等が要求され、しかも山田錦の背丈は他の稲と比べて格段に高く、湾曲して倒れ易く、今日も2機のコンバインは倒れた 「山田錦」の稲刈りに慎重さを要求されたのと、午後2時過ぎから短時間の小雨が降り、精神的な部分で多少疲れました。
そうそう、いもち病など病気にも弱いので、適切な栽培を徹底させなければならない酒米でもあり、要はコシヒカリより手が掛かるのかも(まだまだ栽培のノウハウは私にはチンプンカンプン)!?
最終日とあってコンバインと軽トラは綺麗に洗車して格納庫に入れましたが、最終日は達成感有りましたから出役日としては気持ち良かったですよ♪
地元のコシヒカリは永く神戸の方々に毎年出荷し、食べて頂いてもおります。今年の新米まだ食べてませんが、やっぱりご飯って欠かせなく美味いです!!!
地元営農組合の今年の稲刈り終わりました。皆さんご苦労様でした。
■山田錦物語↓■ http://www.kikumasamune.co.jp/monogatari/index.html
■山田錦の郷・・・兵庫県三木市吉川町(こんなのも在るんですよねぇ〜)↓■ http://www.76-2401.com/
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