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2009/07/10(金)
人事と思ってはいけないニュース
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正午のカーラジオから耳に入った衝撃的な県内の有名企業こと、叶カ産技術の倒産ニュースには、マジかよ!?と疑うほど超驚きました★
最近、この会社は倒産状態みたいにひと気も無く、不思議さを感じる整然とした静けさでしたので今日ようやく、その意味を理解しました。
叶カ産技術は 7月9日に富山地裁へ民事再生法の適用を申請。
当社は1973年(昭和48年)4月に創業、76年(昭和51年)6月に法人改組した。当初は、機械設計と溶接機械の修理を目的としていたが、81年に溶接機レンタル、82年に中古溶接機販売。 92年にロボットレンタルをそれぞれ開始したほか、レンタルロボット導入に対するオペレーター研修までを一貫して行った事で中小企業からの引き合いは大幅に増加。
全国的な営業展開とともに、積極的なテレビCMを行うなどして知名度は急上昇し、2003年5月期に約23億2400万円であった年収入高は、2006年5月期には約61億1900万円、昨年2008年5月期にはナント約112億5600万円にまで伸長した(爆)
しかし所有する計10ヵ所の工場の建設資金、レンタル機器の導入資金を借り入れに依存してい為、金融機関からの借り入れは約100億円(2008年11月末時点)、また金融機関を引受先とする社債残高は、約23億5000万円に達し、資金繰りは多忙化。
昨年の世界同時不況の影響で、製造業に対するコスト削減が要求される中で、当社へのレンタル機器導入の引き合いは逆に増加していたものの、顧客の設備投資先送りや、資金調達のズレ込みなどで資金繰りはタイトとなり今回の措置となった様子。
負債はナント!! 約146億円・・・(汗)
この会社で一生懸命働いてた社員、その家族の事を考えると痛たまれません。
ここから再生するにはやはり景気も有りますが、人(社員)の気持ちも大事なカギを握ってると思います。
個人的見解ですが、先行投資し過ぎた経営者の責任も有りますが、全ての責任を経営者になすりつけるのも、このご時世ですから、正直おかしいと思います。
こんな話しもあります。高校同期の友達や先輩が勤めてる有名な工作機械メーカーも、製造に関わる社員はずっ〜と今、自宅待機状態にあります。
社員のリストラを避け、国の雇用制度を使い、何とか給与を払ってる様子。
こんな不景気な状態が、あと6年は続くと言われてますが、明日の生活確保をホントに考えさせられる、衝撃的な県内ニュースでした★
しかし急成長に乗っかり、工場数の拡大、事業の拡大、CM宣伝バンバンしてた叶カ産技術が倒産とは・・・。 【添付画像】の交差点で停まるクルマの中から心配そうに見詰めてる人は、今日発表あったニュースを聞いた方でしょう。
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