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2010/12/07(火)
文福師吉本興業復帰
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21年の歳月を経て、ついに文福師が吉本興業に復帰しNGKの舞台を久々に踏みました。 「文福さん、おかえりなさ〜い」という掛け声で復帰公演が始まる。あやめ師、文珍師、三枝師、文福一門笑タイムのあと、小枝師、文福師と続いた。 師匠は派手な柄の羽織を着てNGKの高座へと向かう。
私が入門したころ文福師は吉本を離れ、フリーの落語家の状態でしたが、ある時松竹芸能から道頓堀演芸の浪花座に出ないかとの誘いがあり、フリーの立場ながら松竹の劇場に上がることになったのです。
当時の浪花座はまだ、構えも風格があり道頓堀の一等地に劇場を置いていました。 ミスハワイ・伸、フラワーショー、敏江・玲児など貫禄の師匠陣がトリ部屋に陣取っています。
文福師の浪花座初舞台、楽屋の全芸人さんやお茶子や売店のおばちゃんにも手拭を配って挨拶し、舞台に「まりと殿様」の出囃子が流れピンクの紋つきの後ろ姿は忘れることの出来ないくらい、カッコよかったです。
その師匠の後ろ姿がいつまでも、目に焼き付いているので私だけは勝手をしますが、松竹芸能に残らせてもらいます。
私にとってはNGKの復帰舞台に向かう文福師のこの写真が、二度目の劇場初舞台の後ろ姿となりました。
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