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2011/12/20(火)
南座顔見世 らくだ
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南座の顔見世 一階中央の実に見やすいポジション。
仁左衛門さんの大石内蔵助もよかったけど、やはりお目当ては「らくだ」です。
熊五郎をラブリンこと片岡愛之助さん。すごい華やかさです。 紙屑屋の翫雀さんがすごく絶妙。だんだんと酔いが回っていき急に陽気になったり言葉が荒くなったりと演者としては一番神経を集中する箇所で会場からまさかの携帯電話音。無礼極まりない。
やはりぐ〜っと入り込んでいた客側の神経が一瞬途切れる。
しかしこの「らくだ」、初代桂文枝口述よりとあるが落語の台本とは実によくできたもので、更に落語では描ききれない箇所が芝居には随所に見られ、しばし贅沢なひと時を過ごさせていただいた。
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