東方見文鹿(とうほうけんぶんろく)
ぶんろく日記・・・続くかな・・・
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2011/05/28(土) 明日の事
明日は第23回中山寺寄席、ゲストは同期の桂かい枝くんです。
どうやら台風接近で怪しい天気。
しかし今まで自分の落語会ではほとんどといって雨が降ったことはない。以前伏見名水寄席というのをやっていて開催日に台風直撃だったが落語会の前3時間だけは奇跡的に晴れ間が出ていたこともあった。
実はこのジメジメした文鹿は、晴れ男なのであった。
「牛ほめ」のネタ下し、久しぶりに「胴乱の幸助」やります。
雨が降っても来てくださいね。

話はガラリと変わるが・・・・・
TBSの日曜劇場 「仁JIN」を見ていますか。
私も早く日曜日が来ないかなとワクワクです。
主人公の南方仁先生が脚気に効くと皇女和宮に献上し陰謀によって投獄されることになった、そのきっかけの「安道名津」。
「7ELEVEN」から発売されています。
期間限定です。お早めに。
それではオサラバエ〜。

2011/05/26(木) 被災地にて
転々といろんなところで炊き出しをするが、鹿野住職は数か所を決めてそこを順に廻るという。

「また来週来るので、どんなものが食べたいですか」?とか「どんなものが不足していますか」?など地元の方々の声を聞きながら次回訪れるという。
表浜は3回目の炊き出しらしいが完全に漁協の人たちとの信頼関係が出来ている。

女川町に向かう。行った先は仮土葬墓地。そこに仮埋葬してある450番までの墓標にはすべて、「不詳」と墨で記されている。
誰の御遺体かが判らない。すべて棺の形に盛り土して墓標が立てられている。
我々も手分けしてすべての墓に御線香を手向け、8人の僧侶が読経を唱えた。

女川の町は完全に壊滅だった。海からはいくつもの家が半分顔を出したままだ。

石巻の貨物ヤードではディーゼル機関車が押しつぶされ、破壊された貨車が積み上げてある。

車で走っていると写真のようにオイルタンクらしいものが転がっているが、横を行くトラックと比べれば大きさがよく判る。

2011/05/25(水) 被災地、石巻へ
 横浜の徳恩寺さんをはじめ、東京都各地、兵庫県、三重県の高野山真言宗僧侶の皆さんのお世話で、南三陸町、石巻市・旧の牡鹿町へ。

仙台空港着陸直前にも余震があったのか滑走路を前に見ながらゴーアラウンド、再度旋回して約10分後着陸のやり直し。
空港で中山寺の今城さんと合流。海沿いと内陸との明暗がくっきりと分かれている。

目に見る光景はテレビの通りだ。しかし臭いが違う。風が違う。海から上がったヘドロや油などが嗅覚を刺激する。スピードを出して走行していると突然地割れや地盤沈下で車がバウンドしてしまう。
私はそのまま牡鹿へと向かった。色々全国の「鹿」の一字が付く町を廻ったが、まさかこんな形で牡鹿町に来ることになろうとは。 

まず高台にあるコンビニ跡に到着した。かなりの高台なのに連続する入り江なので山そのものを津波が越えたらしい。
そこでメンバー15人程で炊き出しをしている。
前日がフライドチキン、今日は熱々コロッケのお弁当。
被災者に配給されているものは基本的にパンと牛乳、バナナなので、どこでやっても食べ盛りの若い人は大喜びだ。

落語会は牡鹿町表浜漁協センターで行われる。
皆が集まれる建物で唯一残った所だ。
と言っても、1階はもちろん、2階の壁が無い部分は山梨から来ているボランティアの兄ちゃんがコンパネを急遽貼ってくれた。

30人くらいの集落の皆さん。
1時間15分程の落語会。「落語」、「南京玉すだれ」、「スケッチブック大喜利」、「河内にわか」、そして復興祈願と東北がマキ返せるようにと私の名前の手ぬぐいで「手拭撒き」をしました。
本来は棟上げなど祝い事でするもんですが、皆さんがずーっと大笑いして楽しんでいただけた姿を見てジーンときてしまいます。
それと私もホッとしたかも。

外に出て最後にスタッフと漁協の方々で海に向かって黙とう。
漁協も地盤沈下で満潮になると一階に海水が押し寄せる。

徳恩寺の鹿野御住職はこの炊き出しの為にトラックを購入し、そこに何百人前の食材を積んで、震災4日目から毎週、週の前半を片道7時間かけて横浜から炊き出しの為に往復しておられます。

テレビで紹介される避難所は支援物資が豊富でしょうが、牡鹿半島まで来るとなかなか何も届いて来ないそうです。

2011/05/22(日) 泉念寺・善宗寺報恩講
毎年寄せていただく堺市の浄土真宗・泉念寺さん、善宗寺さんの報恩講。

「利き酒」・「天神山」の二席。
私自身が「落語って楽しいなあ」と感じる程、めちゃくちゃ気持ちよく落語をさせていただきました。

近隣の各寺院からもご住職方がお見えになられますが、
そこで「そば打ち寄席」を主催いただいていた真宗寺の足利前住職に久しぶりにお会いしました。

「そばうち寄席」最終回の後、生死に関わる大病をされましたが、今はふっくらして、すっかり元気になられホッといたしました。

私が写真のネックレスをしているのを見たことありますか?
私は20歳から10年間ボクシングをして、引退後は10年間の後遺症に悩まされました。
意識がプツンと途切れ、倒れてしまう。気が付くと入院しているという生活が実はずっと続いてきたので、自前で作ったこのネックレスは私なりのお守りなんです。

「三途の川の渡し賃」である6文銭に3文足らないので船に乗せてもらえないというシャレ。

2011/05/21(土) 西大寺弘法大師大祭落語会
真言律宗総本山西大寺にて毎年落語会を開いてくださってます。

今回のゲストは地域の大スター、和歌山のおばちゃんこと枝曾丸兄さんです。

威圧感が無く、サービス精神があって、気前がよく、ああ見えて色男、私の尊敬する先輩の一人です。


またまた余談ですが・・・・
西大寺興正殿の会場にはいつも応援して下さっている「熊さん」がお越しでした。
一見、かなりヤバイ風体の方でどう見てもヤクザの大親分という感じの人。
ところが定年退職するまでは大手企業の重役さんで「仏の熊木」と呼ぶにふさわしい紳士です。

熊にちなんだ話なんですが、海外の露店で買った帽子なんですが、最初は「襲」という字かな?と思っていましたがひょっとしたらこれ「熊」かな?
あなたは何と思いますか?

2011/05/19(木) 森永マミーの分量について
昔お風呂屋さんに行くと、冷蔵庫に入っている瓶入りの「森永マミー」が妙に美味しそうに見えたもんだ。

当時、90mしか入ってないのに60円だったと思う。

先日スーパーで「森永マミー」がパック売りされていた。
1000mlで105円。

かつて10mlあたりにすると6・6円だった瓶マミー。あれから30年経過し、10mlあたり約1円のパックマミーという計算になる。

少なかったからこそゴクゴク飲みたいと思ったマミーだったが。
値打が落ちると同時に有難味も薄れていく。

2011/05/18(水) 桂雀喜独演会
 かつて文福師匠は「丸い土俵と四角い座布団」「文福の楽屋ほのぼの噺」など幾冊かの本を出版している。

図書出版・浪速社の杉田さんと久しぶりにお昼ご飯をともに。
 入門をしたころ、よくお世話になった人だ。
 
人の事は言えないが文字離れはどんどん進んでいる。
最近は寄席三味線のお囃子さんの譜面までが、I・PADに収められているので、年間にすればペンを買う本数よりプリンターのインクの方がよく使うんじゃないかな。


余談であるが・・・・・
普通の瓦煎餅では面白くもないが、昔よくご自身の似顔絵と名前が刻印された「桂文紅せんべい」を頂いたものだ。
文紅師匠がご自身の会やキリン亭、出屋敷寄席の記念会などで配られたのを思い出す。

時代変わってこちらは「桂雀喜どら焼き」。
兄さんの独演会のおかえしの品。

 

2011/05/16(月) 笑福亭仁勇師匠
今日は桂小枝師匠考案のドリームジャンボ落語会。
毎回4人の若手が予選を行い、全予選と決勝のキャリーオーバーのように貯まった売上利益が優勝者にドカッと渡されるらしい。
この日は鉄瓶くんが笑福亭の意地を見せて決勝に進んだ。

これが済んだら仁勇師匠に近くのBAR「天神プロップ」誘って頂いた。
仁勇師と二人で飲むのは初めて。ちょっと込み入った話だったのでここでは触れないが、ビール2杯飲んだ後ウォッカが出てきた。
よく奥さんの由江師匠が来られてこのライムウォッカを飲んでいたらしい。
由江師匠がお亡くなりになってからも、ずっとこの店でウォッカのボトルをキープしてあるそうな。
いい話を聞いて、いいお酒を頂きました。


またまた余談であるが
プロ野球のユニホームや懐かしいお菓子の復刻版が流行りだ。
ヒーローやアニメも例外ではない。
仮面ライダーや戦隊もの、嵐の大野君が演じた「怪物くん」やら
桜井君主演の「ヤッターマン」。

缶ジュースにも復刻堂なるシリーズがある。
仮面ライダーをもじった「仮面サイダー」やら「秘密炭酸ゴレンジャー」などなど、新しいものを追いかける時代はひとまず終息かな?

2011/05/13(金) たまには、下を向いて歩こう
国宝木造弥勒菩薩半跏像で有名な京都市右京区の広隆寺。

御堂や仏像だけではなく、地べたにも面白い光景が。

倒木のあと長年の歳月をかけて更に風化してこんな形を作り上げている。

これは5月初旬に撮った写真ですがこんな奇麗な風景が地べたにも広がっています。 

まるで水の流れのように感じ、同時に時の流れも感じさせる。

2011/05/08(日) 播州赤穂へ
京都から播州赤穂までJRで片道2940円。往復すると5880円ということになる。
ところが駅カウンターのお姉さん。親切にも「春のワンデーパス」というのがあって北は敦賀から西は上郡まで一日乗り放題で2900円という。往復利用しても片道分より安い。
ここだけの話、交通費に10000円頂いたことに一人でニンヤリ。    いやらしい・・・・。
 
この日は専念寺の山名御住職にお声掛け頂き、大谷派常徳寺さんでの花祭り。

今年に入って落語をしている最中に奈良県山添村ではツバメが会場に舞い込んで出なくなったり、神戸のホームズスタジアム神戸では開閉式のドーム天井にカラスが止まってカーカー。

この日は第二部の講演のときムカデが出て大騒ぎ。


余談であるが、歯医者さんに行ったとき受付横に1200円の歯磨き粉があった。
1200円の歯磨きって「どんなんかな〜」?
気になるが高くて手が出ない。
播州赤穂から帰ると、同じ歯医者に通っている妻がサクッと買ってきて使っている。

私は乗り放題チケットで得をしたと喜んでいるのに、1200
円の歯磨きとは。   金遣いに関しては女の方が肝が座っているようだ。

5月絵日記の続き


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