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2011/05/26(木)
被災地にて
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転々といろんなところで炊き出しをするが、鹿野住職は数か所を決めてそこを順に廻るという。
「また来週来るので、どんなものが食べたいですか」?とか「どんなものが不足していますか」?など地元の方々の声を聞きながら次回訪れるという。 表浜は3回目の炊き出しらしいが完全に漁協の人たちとの信頼関係が出来ている。
女川町に向かう。行った先は仮土葬墓地。そこに仮埋葬してある450番までの墓標にはすべて、「不詳」と墨で記されている。 誰の御遺体かが判らない。すべて棺の形に盛り土して墓標が立てられている。 我々も手分けしてすべての墓に御線香を手向け、8人の僧侶が読経を唱えた。
女川の町は完全に壊滅だった。海からはいくつもの家が半分顔を出したままだ。
石巻の貨物ヤードではディーゼル機関車が押しつぶされ、破壊された貨車が積み上げてある。
車で走っていると写真のようにオイルタンクらしいものが転がっているが、横を行くトラックと比べれば大きさがよく判る。
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