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2015/05/17(日)
新明塾
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恩人のお別れ会に行きました。 松村茂さん。新明塾という障がい者施設を運営し、自らの人生の全てを弱者のために生きたマザーテレサのような方でした。
そんな気の抜けない仕事の傍ら、氏の心を慰めてきたのは膨大な落語のCDやカセットテープの数々。でも生では一回も落語を聞いたことが無いというホントに変わった人でした。
その後私にこの音源資料を全部提供いただいて、今は弟子部屋にライブラリーとして置かせていただいてます。
松村氏が亡くなる数ヶ月前、氏の要望で一回だけ寄席を開きました。 意に賛同くださった医療派遣会社の長谷川社長さんが、ご出資くださり、恐らくそれが松村さん初のナマ落語だったと思われます。
松村さんがこの寄席を開いた訳は、なお復興の進まない東北の被災地に全額寄付することでした。
人見知りの割には大胆で、タバコとコーヒーと落語が好きだった松村茂氏。弱者救済にささげた生き様に終止符です。松村さん、ホントにありがとう。合掌
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