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2004/01/29(木)
朝日新聞の『地雷』記事
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今日はこれといって何も無かった。で、新聞を読んでて、目に止まった記事を紹介したいと思います。蝶々のように地上に舞い降
りる小さな地雷があるという記事です。知りませんでした。航空機で空から撒くんだそうです。地面に落ちた後、プラスチックの
本体に圧力が加わると爆発するという恐ろしい地雷です。色が緑と、ベージュの2通りあり、その色に好奇心を持って近づいたが
最後、多くの子供たちが犠牲になった。写真の人は英国人の元軍人レー・マグラスさん(57歳)です。1987年に、彼はアフガ
ニスタンのとある山中で、8歳ほどの羊飼いの少年の遺体を見つけた。足を吹き飛ばされ動けなくなり、出血のため、息を引き取
ったらしい。ソ連軍とアフガニスタンのゲリラ勢力が戦闘を続けていた真っ最中の出来事です。彼はこう言ってます。『私は17
年間、英陸軍に在籍した。平和論者でも軍縮論者でもない。ただ、あのアフガン少年のような犠牲がこの地球上で絶え間なく起
きている。現状を変えなければ、と思った。』と。彼は現在、地雷除去組織をつくり、世界中のあらゆる地域での地雷除去にに尽
力されています。最後に、地雷にはたくさん種類があって、進化しているそうです。たとえば、光を感じた時、動かした時、地雷
探知機の磁力を感じた時、爆発する仕掛けに・・・等々です。平和を満喫している日本人にはとうてい想像できない事実です。
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