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2007/07/04(水)
ミートホープの加工食品には何が?
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田中社長の長男の経営するレストランではミートホープの肉が使われてました。
でも、事件発覚後すぐに仕入れ先を変えたそうです。しかも、入荷に当たってはしっかり検査をするそうです。 長男はまともな感覚の経営者ですね、記者会見場でも田中社長に正直に告白させたぐらいですから。
しかし、取締役を辞めたとはいえ、在任中の不祥事ですから なんらかの責任というか、改善のために尽力して欲しいです。
で、警察の捜査でまたまた新事実が出ました。加工食品を出荷する前には細菌検査を行なっていたのですが、 大腸菌については細菌基準を超えた場合、
社長に報告することになっていたそうですが、
報告を受けた田中社長はデータを改ざんして基準値以下にするよう指示していたそうです。
サルモネラ菌については、もう論外でした。 サルモネラ菌の検査はやってもいないのに
やったようにして、基準値以下だったとしていたそうです。
ですから【苫小牧保健所は、食品衛生法違反の疑いで、近く立ち入り検査する】ことになったらしい。
田中社長に一方的に解雇を言い渡されたミートホープの従業員は不当解雇として組合を作って
解雇撤回闘争を行っています。団交の場で解雇を受け入れた 人も一部おられるそうですが、まだまだ闘争はこれからです。
倒産するかもしれませんが、クリーンな生産体制に 改善されればなんとか持ち直すかも知れません。
失われた信頼を取り戻すのは時間がかかるとは思うが、 何百人もの従業員を路頭に放り出すよりも
組合と共に歩む新しい道を考えてもらいたいものです。 パートのオバちゃんにまで嫌われていた田中社長が
ワンマン経営を止め、従業員の意見に耳を傾け、 従業員を大切にし、素直、正直になれば
きっと再建の道が開けると思うのですが…。
★写真は北海道新聞のサイトから借りました。
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