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2004/03/14(日)
カレーパンとわし
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誰が何と言おうとパンの王様はカレーパンなのである。 ボクシングで言えばWBAとWBCの統一世界ヘビー級チャンピオン、テニスならWTAランキング1位でしかもグランドスラム達成、 サッカーならワールドカップ優勝、野球ならワールドシリーズ覇者、 相撲なら東の正横綱で6場所連続全勝優勝、 プロレスならカール・ゴッチとルー・テーズの合体、ローラーゲームなら東京ボンバーズの小泉くん(←知ってる?^^;)、とまあそれくらい堂々たる存在なのであると僕は確信している次第であります。つまりその要するに・・・カレーパンが好きなのである、わし。
しかし、一つだけ気になる事があるのです。それは・・・そう、あのやたら巨大な『何もない空間』なのである。 何故かカレーパンのカレーは少なくて、中にポッカリとあまりに見事な空間が口を開けているのです。かじった時に一度その口を閉じるものの、まるで形状記憶合金のように次第にまたポッカリと口を開くのです。あれを見るたびに私は、「カレーパンて嫌い・・・。(ーー;)」と思うのですが、ついついまた食べてしまうのです。
そもそも私は、未だかつてカレーがパンパンに詰まったカレーパンというものを見た事がありません。普通は中の空間のせいぜい30%もカレーが入っていればいい方で、ひどいのなんか申し訳程度に敷いてあるだけみたいなのもあったりします。何故なのでしょうか? 「カレーをパンパンに詰めてはいかん」という、何か侵しがたい業界の掟でもあるのかと勘ぐりたくなってくるぐらいです。
更に不思議なのは、これに対して誰も文句を言わないという事です。例えばタイ焼きの場合を思い起こしてみて下さい。あんなにパンパンにあんこが入っているにもかかわらず、たかだか尻尾の先っぽにあんこが入っていないというだけで、まるで詐欺にでもあったかのように大騒ぎをするではありませんか。何ゆえカレーパンはかくも保護されているのでしょうか。一度でいいからかじった瞬間に口の端からカレーがむにゅっとあふれ出るようなカレーパンを食べてみたいと思うのですが、これは無理なのだろうか・・・・。
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