わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
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2004/11/30(火) 夢のあとさき
残念ながら、本日は恋愛講座第3夜ではない。あしからず・・。

最近はまっている曲が何曲かある。
先日も日記に登場したスキマスイッチの「奏」もそのひとつだが、
もう1曲は、シング・ライク・トーキングの佐藤竹善と、コブクロのデュオ。
「木蘭の涙」だ。

長くなるといつも注意されているが、歌詞をのせる。
(別にスペース埋めるためじゃないぞ・・)

木蘭の涙   スターダスト・レビュー

逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが
あなたを探している あなたを呼んでいる

いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね 心は置き去りに

いとしさの花篭抱えては 微笑んだ
あなたを見つめてた遠い春の日々

やさしさを紡いで 織りあげた 恋の羽根
緑の風が吹く 丘によりそって

やがて 時はゆき過ぎ 幾度目かの春の日
あなたは眠る様に 空へと旅立った

いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね わたしを 置き去りに

木蘭のつぼみが 開くのを見るたびに
あふれだす涙は 夢のあとさきに

あなたが 来たがってた この丘にひとりきり
さよならと言いかけて 何度も振り返る

逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが
あなたを探している あなたを呼んでいる

いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね わたしを 置き去りに

と、いうのがこの曲の詩です。

この曲がヒットしていたのは、ほぼ10年前。
いうまでも無く、根本要率いるスターダスト・レビューの代表曲。
この冬、佐藤竹善と、コブクロがカバーし、今後スタンダードとなっていくだろう。

この曲をはじめて聞いた20代半ばの頃、ずいぶん聞き込んだ。
詩を聞いた第一印象というか、思い込みなのだが、これは「女歌」だと思っていた。
無くなった男性に思いを馳せる儚げな女性の想い・・。と、想っていた。

しかし、佐藤コブクロで聴くと、これが・・「男歌」になっていたのである。
先立った女性が来たがっていた丘に咲く木蘭の花を見上げる一人の男の歌になっている。ように感じた。

佐藤竹善の情感のある声が、そうさせるのだろうが・・。

聴いたことのある方たちは、どう感じたろう。

スタレビのファンの中でも、当時主人公は男だ、いや可憐な女性だと諸説飛び交った。
女性主人公派が多数だったと思う。
(カラオケの映像でも、女性の映像だった。)

後々調べると、作詞者・製作スタッフ全員「男歌」のつもりだったらしいが、根本要の声を通すと「女歌」になっていたと言うのが真相らしい。

トリビア話は別にして、今こうして聞いていても名曲の名に恥じない1曲ですね・・。

聞いていない方は、是非一度聞いてみることをお勧めします。

12月の冬の夜、月を見上げて、あなたと同じようにこの曲を聴いている人がいるかもしれませんよ。

(シバジュンや、小田和正の「木蘭の涙」も聞きたいなぁ。恒例の「クリスマスの約束」でやらないかなぁぁ。やったら、きっと泣いちゃうなぁぁ)

2004/11/29(月) ハメルンの手料理女
本日は恋愛強化月間・恋愛講座第2夜である。

今は、冬であり、クリスマスは近い。
君たち女性にとって、そして恋愛にとって最も大切な時期である。
そんな時期、君らが付き合っている(付き合おうとしている)彼が、結婚と言うものに対してどのように考えているのか是非知りたいだろう。

弱点を攻め、一気に畳み掛ける準備も必要だろう。
(一例として、「今日はダイジョウブな日だから・・」との嘘・・いや、方便方便。などがある・・)

今日は簡単な判別方法を君たちに伝授しよう。

現代社会の独身者の大半は、悲惨な食生活をおくっているのである。
牛丼も無き今、コンビニエンスストアが頼りの貧弱なものである。
コンビニがつぶれれば、我々独身者は北朝鮮のような飢餓状態になることだろう。
それらの理由から都会では手料理と聞いただけで、
女の子の後をふらふらと夢遊病のようについて行って誘惑されてしまうとの評判なのである。

まず君らは彼らに手料理を食べさせねばならない。物陰から観察。
(銀座のクラブのお姉さん方の擬似手作りお弁当のように、
お惣菜を皿に並び替えるなどと言う初歩的なミスはしないように・・
ちなみに白いエプロンをつけていると効果5割増間違いなし)

5分もすると獲物は「あーうまいなぁ。生きててよかったなぁ」などと涙ぐみ始めるはずなのだ。
オトコどもが完全にエサ・・いや、手料理を平らげたときを狙って、
マイクを持ち「恐縮です。今のお気持ちは??」とすかさず質問するのだ。

「うまかったぁぁ。毎日がこーならいいのに」というのが結婚積極男。
「うまかったぁぁ」と言いつつも、「でも毎日食べれなくても、それはそれでいいや」と言うのが結婚消極男である。
これはモスクワ文部科学アカデミーでも認められている判別方法である。

積極男の顕著な特徴はひとつ。見事なくらい何も考えていないのである。
なおかつ、次元が低い。
@結婚すれば、毎日手料理が食べられる。
A結婚すれば、選択掃除をしなくてよくなる。
B結婚すれば、土日に寂しくなくなる。
C結婚すれば、タダで充実した性生活を営める。
etcetcでである・・。
その上、可愛くてわかけりゃ何でもいいのである。

そんなの性差別じゃないかと、赤旗や聖教新聞がキャンペーンを張っても、ひとつの事実なのである。

しかし、賢明な女性陣はお気づきだろう・・。
そう、これらの条件は別に結婚しなくても済むことばかりなのである。
彼らは単なる寂しがりやさんなのである。
若くてかわいけりゃ恋人でも家政婦でも結婚相手でも何でもいいのだ。

こんな人たちと、結婚して君たちは幸せになれるのだろうか・・。

僕は瞳の奥に深い悲しみの色をたたえて、首をふらざるを得ない・・。

読者思いの僕のデリケートな胃は、キリキリと痛むばかりである。


では、「結婚消極男とは??」


第3夜を震えて待て!!(K-1予告風)





男性陣へ
『業務連絡〜業務連絡〜。
ハメルンの手料理女の出没が予想される。注意されたし!!!』

( ノ──__──)ゝジトッー!!    アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ       

2004/11/28(日) 後姿
私は、敗れ去っていく人物の後姿と言うものが好きだ。
好きというより、心惹かれてたまらないのである。

子供の頃から、そうだった。

歴史上の人物なら、義経・石田三成・島左近(石田三成の家老)・土方歳三。
現代なら、セナ・プロストに敗れ去っていったナイジェル・マンセル。
今なお、誇り高く現役で居続けるようとするキング・カズ。
ベルトに手をかけながら、敗れ去っていくボクサーたち。

変な話だが、芸能人にしても然りである。
売れているときはどちらかというと嫌いだった宮沢りえ・華原朋美・中森明菜・・。

それぞれが、それぞれの戦いの場や、愛情を手にする場で、力尽き倒れ、
それでも、その人なりに足掻き、周りに媚びず、のたうちまわりながらも立ち上がろうとする姿に心惹かれてたまらない。

現代は勝者の時代である。
それはあるべき姿であり、それこそが努力を積み重ね勝利を掴んだ者の正当な権利だ。
私を含め、殆んどのものはそれを目指す。

しかし・・。

我が物顔で街を闊歩する勝利者達。
彼らの妻であると言うだけで、子供や老人の歩く道で車のクラクションを鳴らす女たち。
弱者やホームレスなど、網膜に映らないとでも言いたげな瞳。

これから日本も勝者と敗者の二極化が進むだろう。
ある意味、資本主義の在るべき健全な姿。
一億総中流時代は終わりを告げたのである。

単なるノスタルジーと言うことは、承知している。

しかしながら、驕り高ぶった勝者の高らかな足音よりも、
志半ばで力尽き倒れ、不平を飲み込み、足掻き続ける敗者の後姿を、
私は愛して止まない。

敗者に対する思いやりを持ってこその勝者。

勝敗への決断は、日々一瞬一瞬の積み重ねだ。
我々は、勝利者であり、同時に敗者でもある。

自分のいる地平が、敗者の屍の上であり、
口にする美酒が、敗者の血であることを忘れてはならない。

それを忘れる勝者など、世界を手に入れようと、どれほどの価値もない。


何時に無く、遠い目をするキャプテン☆山手、もの思いの夜更けである。

2004/11/27(土) 不覚・・
先日、会社のパソコン初心者の家に呼ばれ、簡単なレクチャーをしていた時、
「電車男って、知ってますか??」と聞かれた。

( ̄_J ̄)ん?電車男??
わしのIDはキャプテン☆山手。
ヤフーのプロフィールには、住所は山手線車両内と書いてある。
ある意味・・わしも「電車男」・・。

というか、誰それ??

早速、自宅にて検索検索・・。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman1.html
がヒット。

しばし、読む・・・。

こ・・・これは・・・
おもしろい・・おもしろすぎる・・。

まだ、1ページしか読んでないが・・不覚にも、虜に・・。

こんなに面白いものを、見逃していたなんて・・。

2チャンネルも、秋葉系も、馬鹿にしていたわしが悪かった。

すまん。お詫びする。ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ

2004/11/26(金) 日本人・・
イラクで外務省の外交官が射殺されて、まもなく1年である。
春に例のお騒がせ自作自演の3人組が拉致されたと大騒ぎになり、
ジャーナリストも射殺され、最近ではイラクの人を救いたいとイラクに入国した20代の邦人男性が殺害された。

我々は言うまでも無く、ほぼ単一民族といえる日本列島に住んでいる日本人である。

コスモポリタンの意味を皆知っていても、感覚として習得しているかと問われれば、ほんの一握りであろう。

先日、ある青年に出会った。20代後半である。
早稲田を卒業し、オーストラリアで2年間暮らした経験があると言う。
スポーツを愛する屈託のない好青年であった。

何時間か話すことになり、日本のこと・欧米のこと・イラクのことを話した。
海外経験もあり、優秀な大学を出ただけのこともあり、「ある意味」博識である。

が、気にかかることがひとつ。
「欧米では〜なのに、日本では違う」
「日本に比べ、海外ではこんなにも恵まれている」
などと言うフレーズが耳に残った。

海外経験が豊富ではあるが、社会経験は明らかに不足している印象だ。

もちろん、日本にも諸外国よりも劣っていることも多いだろうし、
そのことが海外経験のある人を苛立たせることもあるだろう。

私程度の人間が、私を遥かに上回る経験・知識を持っている彼に苦言を呈するのは気が引ける。
が、しかし、「国」にはその地域に適した制度があり、経済や政治の形によって当然異なる。
国民性にも左右されるだろう。

彼は世界を見て経験を積み、日本人的な世界観を払拭したと思っていたとしても、
現地の人々から見れば、「旅人」であり、「余所者」である。
日本を捨て、その国に根付かない限り「コミュニュティ」の一員ではない。

物価一つにしても、不況不況といっても世界的に見れば有数の経済立国の日本の「円」の強さが彼の味方をしている。
どんなに安く感じたとしても、現地の方々にとってはそうそう安いものではあるまい。

例によって、例のごとく、私は思わず
「なるほどねー。そうなんだ。で、そんなに不満なら君なんでここにいるの??」と、
その場を凍りつかせてしまったのは、いうまでもない。

2004/11/25(木) 将を射んとすれば・・
ご存知のように、当HPはクリスマス強化月間である。

本日のテーマは、女性向けである。
対象として語りかける人々は、
@好きな男がいて、付き合うためなら「手段は問わないわ!」という女性。
A付き合っている彼がいて、長続きするためには「手段は問わないわ!」という女性。
B上手くいっている彼と結婚するためなら、「手段は問わないわ!」という女性。
である・・

周知の事実であるが、我々男性は意志が弱いのである・・。(多分)
この唯一ともいえる致命的性格上の欠点は、友人といわれる「男性の価値基準」の前で遺憾なく発揮されてしまうのである。

「昨日、おまえと一緒に歩いてた女、お前の彼女?」
『( ̄_J ̄)ん?そうだよ』
「Σ(- -ノ)ノ エェ!? マジで???」
『( ̄_J ̄)ん?なんで?』
「うそだろ。あんな性格悪そうな顔の女と、付き合ってるの?」
『・・・』
「冗談だろ??」
『うん・・・そんなはずないだろ・・』

それほどまでに、男性と言うのは友人と言う身近な価値観による否定に弱いのである。

しつこい警察の取調べに、「ハイ。すいませんでした。死体は新宿アルタ前に、昼の12時に埋めました」と、
ありもしない自白をしてしまう心理に似ているのである・・。

「何言ってるのよ!失礼しちゃうわね!こんなHP、2度と来ないわ」と拳を振り上げているそこのあなた。
もし万が一、彼の友人に彼女として紹介されていないという心当たりがあるなら・・
悪いことは言いません。
東日本恋愛上達連盟・常任理事と言われるわたくしの意見をお聞きなさい。

意思の強さと言う点において、女性と言うのは実に偉大である。
やたら、優柔不断で決断まで時間がかかるのが、たまに傷だが、一度決めると頑として譲らない。

「誰になんと言われようと、私は彼が好き。彼のよさは私にしかわからない」

凍てつくシベリアの大地に根を下ろす大木のような偉大さである・・。

「彼と付き合うためなら手段を問わない」というあなた。
まず、君たちは彼をたらしこむ前に、彼の友人をたらしこまねばならないのである。
味方につけるのだ。

ニコニコ明るい笑顔・はきはきした返事・きびきび爽やかな動作。
これが基本である。

たとえ、君らがなげやりな笑顔・あいまいな返事・かったるい動作という楽屋の中森明菜3点セットの持ち主であったとしても、彼の友人の前では、24時間1部上場企業の重役面接のつもりで接していただきたい。

結果として「あの子、いい子じゃん。泣かしたりしたら俺がゆるさないぞ」なんていわれると、
『そうか、お前もそう思うか。よし、今日はおれのおごりだぁぁ』となること、間違いないのである。

普通の女の子がヘアスタイルや、メイクの力で魅力を増すように、
「友だちの評判」という追い風を受けるあなたの横顔は、彼にとって魅力的に見えること、間違い無しなのである。

「でも・・あたし・・そんなふうにふるまえないわ・・」
というそこの図書館や医務室の似合うそこのキミ!

キミたちには、誰でも無理なく「たらしこみ3点セット」を身に付ける教習所があるのだ。
1ヶ月で生まれ変わること、確実である。
別に、山の中の「虎の穴」的なところではない。

今は21世紀・・。どの街にもひとつはある。
驚くことに受講料はタダ!!しかも、お金ももらえる!!!
(自衛隊じゃないぞ。早とちりして入隊するな)

ここまで書けば、勘の鋭い皆さんはお気づきだろう。
そう!その教習所の名は「マクドナルド教習所」という・・。

┌( ̄0 ̄)┐ ワーッハッハッハッ・・・・

2004/11/24(水) 雪の音
今週は詩の話ばかりになってしまうかもしれない。

歌い手がイメージさせる季節というものがある。
チューブ・サザンは夏。aikoなら春から初夏。
秋はオフコース・古内東子・竹内まりあ。
冬、それも雪の降り積もる夜なら、柴田淳だ。

子供の頃、雪が降る夜になると窓際で寝そべって空を見ていた。
空から降ってくる雪を見ていると、まるで雪の中を飛んだ気分になった。
とてもいい気分で、好きだった。

7年程前、東京で雪が降った。
その頃、新宿の撮影スタジオで仕事していて、外にでるとタクシーも無く、
京王線のホームで動かなくなった電車が動くのをずいぶんと待った。
深夜2時近くになり、臨時で冷蔵庫のように冷えた電車が動き、世田谷まで帰った。
駅前から、車も通らなくなった道を凍った雪を踏みながら20分ほど歩いた。

当時、一緒に住んでいた女性とはだめになる予感があり、
以前の彼女とは違う・・まるで他人になったような顔が見るのが嫌で、
マンションの近くの公園で、雪の中煙草を何本か吸ったのを覚えている。

したくもない喧嘩をして、言いたくないことを言い、
下したくない結果を出して、マンションを出たのも雪の日だった。

ふわふわと軽い雪。吹き付ける雪。氷の結晶のような乾いた雪。
あれから何度も雪がふったが、あの時の雪ほど沁みた雪は無い。

冬は好きな季節だが、雪は単純には好きといえなくなった気がする。

願わくば、いつか、本当にいつか隣に誰かがいてくれる日がきたら、
雪の夜、2人で窓際に寝そべって、「ねっ、雪の中飛んでるみたいでしょ」と空を見上げたい。

 「雪の音」 柴田淳
  君の大好きな雪が降ったよ
  きっと今頃どこかで笑ってる
  昔は君のため祈った
  今は誰が降らせているだろう

  舞い降りてくる雪の粒は
  君と過ごした日々のかけら
  アスファルトに消えてしまう 僕たちの記憶

  街は銀の色 音のない白
  君は聞こえると言った雪の声
  立ち止まりひとり耳を澄ます
  こんな小さな音聞いていたの

  僕の肩に降りた雪を
  なぜか愛しく感じていた
  君は今も僕の中で降り続いている

  今夜もまた 雪の君は
  僕の手のひらで消えてしまう
  ずっと笑っていてほしいから
  雪よ止まないで

  君は今も僕の中で降り続いている

2004/11/23(火) シャンパン ・ア・ロアンジェ
あと1ヶ月で、クリスマス。今年もまもなく終わる。
恵比寿ではバカラのツリーが輝いて、表参道では恋を語るカップルも多くなるだろう。

12月。1年の中で一番好きな1ヶ月だ。(誕生月ということもあるが・・)
シャンパンの似合うエレガントな31日間。

シャンパンといえば、シャンパーニュ地方で作られるスパークリングワイン。
葡萄の香りを楽しみたいのなら、クリュグ、ヴーヴ・クリコといったあたりか。
カクテルなら、カシスを注いでキール・ロワイヤル。
男性読者の大切な人が、アルコールが苦手ならオレンジジュースを加えて、ミモザがいいだろう。

ミモザはオレンジ色かがった花の名前からとられたもの。
もともとは、シャンパン ・ア・ロアンジェといわれる食前酒の王様。
いや、この場合は女王と言うべきか・・。

「ガラスの靴で踊るミモザ 金色の甘いキスを
 連れてゆくよ君がいれば きっと最後の恋さ」

ゴスペラーズの「ミモザ」は、愛した人にこのカクテルを飲ませながら
愛を打ち明けようとしている男の想いの詩だろう。

ガラスの靴は、シャンパングラスを傾けた形のこと。
金色のキスは、シャンパンベースのこの酒のこと。

ボーカルの凛と澄んだ声が、この酒と、恋人を連れてバーの扉を開ける想いによく似合う。

ミモザの花言葉は「秘密の愛」だ。

このクリスマスには、彼女を連れてバーでミモザをオーダーする男性も増えることだろう。

これを読んだ女性は、恋人の男性が貴方にミモザを渡しながら、
愛を告白しようと緊張していたら、優しく微笑んであげて欲しい。

ただし、食前酒のミモザと食後のシャンパンを楽しんだら、
彼の頬にキスして、家路につくように・・。

ミモザのもうひとつの花言葉は、「プラトニック」。

なにしろ、シャンパンベースのカクテルと「秘密の愛」は、
口当たりはいいが、グラスを重ねると悪酔いすることしきりである。

  「ミモザ」 ゴスペラーズ

   誰かと比べるような 恋なんてしなくていい
   誰も知らない(秘密の)その扉開けてあげる
   もしも全ての光を(思い出も)暗闇と引き換えても
   たったひとつの(君だけに)愛の形を確かめて

   ガラスの靴で踊るミモザ 金色の甘いキスを
   連れてゆくよ君がいれば きっと最後の恋さ
   触れた場所にメロディーライン
   お互いを覚えてる
   二度と消えない(君だけに)真実のこの鐘を何度でも鳴らそう

   ガラスの靴で踊るミモザ 金色の甘いキスを
   連れてゆくよ君がいれば きっと最後の恋さ

   ミモザの花の季節を いつしか時が追い越しても
   ふたり巡り会えたら ただ真直ぐに運命を迎えに行くだけ

   ガラスの靴で踊るミモザ 金色の甘いキスを
   連れてゆくよ君がいれば きっと最後の恋さ

   ガラスの靴で踊るミモザ 金色の甘いキスを
   忘れられない あの日の君が
   連れてゆくよ君がいれば きっと最後の恋さ
  (見つめるだけで 恋に落ちてた)


PS・秘密の扉を開けるのはミモザの花の頃までプラトニックに待っても、遅くないでしょ

2004/11/22(月)
若い男性にとって、女性と言うものは二つに区別してしまいがちのものだ。
惚れた女と、そうでない女。
付き合いたい女性と、どうでもいい女性。
(なんか全国から、ブーイング聞こえてきそうだな・・)

男性は10代から30−40代まで、「性欲」という強い業を背負っているから、あながち責めるわけにもいくまい。

「俺たち友だちだよな」と公言しつつも、心の中で「好きだぁ」と叫んでいるのが、若き男心というものである。

数年前、惚れてしまいそうな女性と、そうでない女性、そのどちらにも属さない女性というものを始めて意識した。

当時のわしは30歳。そのこは確か20−24くらいだったと想う。
好感は持っているが、惚れてはおらず、といってほって置くのも心配。
大きなお世話なのだが、きちんと歩いていけるのか心配な感じである。

φ( ̄_ ̄;) うーん あえて言うなら、電信柱の影から星ひゅうまを見つめる姉の心境といったところだろう。

遊んでる男に惚れたと聞けば、「あぁ、やっちまったかぁぁ」
遊ばれたと聴けば、「よし!俺がカタつけてやろう」
相談されて泣かれれば、アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワである。

なつかれても頭をヨシヨシするだけで、よこしまな考えも浮かばなかった。

1年ほど共に仕事をしたが、会社を退社し皆に挨拶するときに
彼女はその場におらず、あとで当時の仲間から
「あの後、お前のこと、彼女慌ててあと追って探しにいったんだよ」と聞いた。

もちろん、彼女にとっても恋愛感情も無く、単なる仕事場の優しいオジサンだったのだろうと思う。

もうあれから4年ほど経つ。
彼女も普通の女の子から、今ごろ28くらいの魅力的な女性に成長していることだろう。

今でも、時折彼女はどうしているかと考えることがある。
出来ることなら素敵な男性の横で、心からの笑顔を浮かべていて欲しいものである。

幸せは幸せのそばにしか転がっていないのだから・・。

スキマスイッチの「奏(かなで)」という曲の、
「君が大人になってくその季節が、悲しい歌で溢れないように〜」のフレーズに、
1人の女性を想ったキャプテン☆山手の男心の夜である

2004/11/21(日) クリスマス近し
早いもので、11月もあとわずか・・。
まもなく先生が走り回る師走である・・。

30過ぎると、1年経つのが早いと先輩が言っていたが、ありゃ真実だったな・・。

12月といえば、世はクリスマス1色である。

読者の方は知ってる方も多いが、クリスマスといえば・・
( ( ̄_J ̄)耳を澄ますわし )

そう!!24日はわしの誕生日である・・。

しかし、愛する新宿を離れ早1ヶ月・・。
思えば遠くに来たものだ・・・の埼玉北部の白い月なのである・・。

友だちは80キロの彼方・・。
電車で1時間といえ、この距離は大きい。

故に愛犬だけが心のよりどころなのだが、さすがにクリスマスが近づいてくると、
||||||||||||||(_ _。)ブルー||||||||||||||||なのである。
しかも、誕生日。
その上、誕生日なのにプレゼントもらうどころか、姪っ子たちにプレゼント配りまくる日・・・

たしか昔の中島みゆきの唄に、不倫している男はクリスマスになると
妻子のもとへと帰って行き、女は男の真意に気がつくという歌詞があった。

兄弟もいる。友人もいる。愛犬もいる。
仕事もある。趣味もある。夢もある。

が・・・しかしである・・

たしかに、クリスマスや年末と言うのは、なにか物悲しい気持ちにさせるものである。
自分の状況というのが、あらわになってしまう気分だ・・。

Σ('=';) ハッ!!イカンイカン。
後1ヶ月と恋人を探しまくる周囲を気にしつつも、
気高く己を持って、その日を待たねばぁぁ!!

(明石家サンタを犬と見なくて、いい日ね・・)

2004/11/20(土) 中島といっても、オセロでも、カツオ君の友だちでもない・・
パソコンの中の音楽ファイルの入っているフォルダーを整理した。
何千曲も溜め込んでいると、1年以上聞いていない曲もたくさんでてくる。

考えてみれば、音楽と言うのはその時々の気分に合わせて聞くものだから、楽しいときにはウキウキする曲を、哀しいときには自分と見つめ合う曲を選ぶものだ。

整理しながら、懐かしさにかられて何曲も聴いたりしていたのだが、
最近めっきり聞かない歌手・中島みゆきの曲に気がついた。

「りばいばる」「アザミ嬢のララバイ」「夜風の中から」「わかれうた」

皆好きな曲で名曲だが、多少重い。
少なくとも「俺は彼女とラブラブだぜっっ」という男の聴く曲ではない。
中島みゆきの曲を聞いていたのは、20代の頃が多かった。
そう、「恵比寿の失恋王」と異名を取っていた頃である。
当時、惚れっぽさ全開の若かりしキャプテン☆山手君は、
雷の一撃を受けては、「運命だ」などとつぶやきつつ、直球全開の一本調子で告白しては、
当然のように即ふられ、飲めない酒を飲んでは、
「俺は・・俺は・・・・Mさん(先輩)聞いてくれぇ・・俺は・・」と、
酔いつぶれていた。

中島みゆきの唄に、「かなしみ笑い」という曲がある。
ふられるたびに、よく聴いていた。
毎回こっぴどくふられ、そのたびに「出家する」とか、
「今度はこっちからふってやる」などと仲間の前では強がりつつも、
部屋で女々しく泣いていたものだ。

最後にこの曲で泣いてから、6・7年になるだろうか。

好きな女を想いつつ泣いていた頃と、
失うくらいなら最初から大切なものは持ちたくないと過ごしたこの数年。

どちらが幸福なのかは、今だわからない11月の半月の夜半である。


 
  「かなしみ笑い」

  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
  喜びも 悲しみも 忘れ去るまで

  遊び歩いた あげくの恋は
  別れやすそうな 相手を選んで
  二度と 涙流さないような
  軽い暮らしを 続けてゆくのよ

  だって 仕方がないじゃないの
  あなたは二度と戻って来ないし
  ひとり暮らしを するのはつらい
  あなたを待ち続けた あの部屋で

  ひとり 待ちわびて 待ちわびて
  時を 恨むだけ
  だから笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
  喜びも 悲しみも 忘れ去るまで

  恨んでいられるうちは いいわ
  忘れられたら 生きてはゆけない
  そんな心の誓いも いつか
  一人笑いに 慣れてしまうもの

  酒と踊りと歌を 覚えて
  暗く輝く街へ 出かけよう
  そこで覚えた 暮らしが いつか
  生まれながらに 思えてくるまで

  そうよ 待ちわびて 待ちわびて
  時を 恨むだけ

  だから笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
  喜びも 悲しみも 忘れ去るまで

2004/11/19(金) 優しい男
どうも最近の恋愛模様というのを見ていると・・・
まるで・・・「柔道」の試合である・・。

有効や効果といったせこい技でポイントを積み重ね、判定勝ちを狙っている選手のようだ。
「どりぁぁうおっっ」と一本勝ちを狙っている奴など、ほとんど見なくなった。

同じ男として、哀しいことだ・・( ̄_J ̄)実に嘆かわしい・・。

みえすいた優しさでポイントを集めていけば、何とかなる・・。
定期貯金のような恋愛・・。

「やい!!恋愛は山崎パンのおまけの皿じゃないぞ!!」

本当にやさしい男なんているのだろうか・・。
男と女の打算の生んだ蜃気楼のような気がする。

なんて・・わしが書くと全国のあちこちで、
「そんなことないわよ。アンタとは違うのよ。
わたしの彼なんていつでも相談にのってくれるし、いつも紳士で、
付き合って1年経っても大切にしたいって、指一本ふれないのよ」

甘い!甘いぜ!甘すぎる!

そんな彼は自分で作った「優しくて何でも相談にのる優しい男」という
キャラクターを演じきりすぎて、地を出すタイミングを見失った恋愛初心者なのだ。

初心者が陥りやすい、ポピュラーなケアレスミスなのだ。(断言!)

通は、もっと恋愛の初期段階でさりげなーーくフェミニストの仮面を、
はずすものだ。

ジョーカーを上手く捨てる人間が、いつのまにかにゲームをあがっているのと同じなのだ。

優しい男なんて、1人もいない。あるいは男は皆優しいのである。

そんな時代に「優しい人」という選択基準がどれほどの価値があるのか・・。


信用できるイイ男の見つけ方。
「あたしって、わがままだから・・」
「あたしって、性格悪いから・・」
「あたしって、太ってるから・・」
こうつぶやいてみるといい。

くだらない男は、内心(そんなこと言わなくても知ってるよ)と思いながらも、
付き合いたい(エッチしたいが)為に、異口同音に明るくこう叫ぶ。

「そんなことないよぉぉぉ」

信用できる男は、少なくともこう答えるはずだ。

「それでもいいよ」

簡単な判別方法にしては、なかなかあたるといわれている。

この方法で、クリスマス幸せに過ごせそうな女性は、
このHPをお友だち10人に宣伝するように・・。ペコリ(o_ _)o))

えっ、なんでかって??

世の中、持ちつ持たれつじゃないか。┌( ̄0 ̄)┐ ワーッハッハ

2004/11/18(木) アメリカって
アメリカと言う国は、実に興味深い国だ。

最近でこそ世界の非難を浴びてはいるが、偉大な国だと私は思っている。
200年ほどの歴史しかないが、故に若々しく活気を感じる。
独立戦争・南北戦争を経験し、自由と権利と言うものを
自らの血を流して、学んだ国でもある。

しかし、私がアメリカが偉大と思える理由は、
彼らの中に常に「浄化作用」が働いているからだ。
20世紀中ごろにアメリカ国内で、コミュニスト達を「赤狩り」と称し、弾圧もしたし、その公民権運動以前にはアフリカ系アメリカ人たちの哀しい歴史もあった。

時間はかかっても、彼らは自らの過ちに必ず気付く。
悪名高いハリウッド映画でさえも、赤狩りや黒人差別などの過ちに対して、
数十年後には「あれは我々の犯した罪であった」と認める作品を出している。

それは日本人が太平洋戦争を「わしらが悪かったんだから・・」と
背中を向けようとする卑屈な印象は無い。

アメリカには仕事で数回しか足を運んだことはないが、
基本的には善人の多い国という印象を受けた。
悪く言えば「純真な田舎者の国」である。

結果として正しい正しくないは別として、
自らの信念に基いて、その信念の為に命を躊躇わずに賭けていく姿こそ、私にとってのアメリカそのものだ。

広大な国土と、多様な人種を持つ国。アメリカ。
多少キレやすいが、可愛げのある男らしい奴だ。

2004/11/17(水) 民間報道について
NHKの報道番組に無くて、民放の報道番組にあるものとは?

それは「BGM」である。

NHKのニュースも録画され編集されて放送される以上、
当然、そこには製作意図というものが存在する。
全てライブで放送する以外、そこには編集者の意図が存在してしまう。

が・・。民放の場合、中立的であるはずのニュース番組の中の映像に、
音楽がかぶせられていることが多い。
些細なことに思えなくも無いが、実はこの影響は大きい。

以前カンヌで行われたCMの優秀作品コンテストで、
ある作品が受賞した。
その映像はニューヨークの街中を映した映像が2度流れるものであった。
1度目は、エミネムのようなラップがBGMで、
2度目は、ゆったりとしたクラッシックであった。
まったく同じ映像でありながら、前編は荒んだ印象を与え、
後半はエレガントなものであった。

話は戻るが、最近のニュース番組は北朝鮮やイラクのニュース映像を
放送する際に、映画の「シュリ」の音楽や、アクションゲームの音楽を
かぶせていることが多い。

民放の番組と言うのは、極論を言えばCMを見せる為に存在している。
故に視聴者の興味を引き付け、CMまでチャンネルを変えさせないようにする。

しかし、ニュース映像に「ある種の音楽」をかぶせ、
無意識に視聴者の興味や不安感を煽る、もしくは煽ろうとする姿勢は、
如何なものかと思う。

例えば本日のTBSのニュースで小泉首相関連のニュース映像に音楽がかぶせられていたが、同番組内で中国で旧日本軍の毒ガス砲弾の被害者が出ているという報道の際には、音楽はついていなかった。

私個人の意見で、妙な勘繰りなのかもしれないが、
どうしてもそこに「意図」を感じる・・。

2004/11/16(火) わが街、わが夜
「新宿には戦後が残っている・・・」

新宿区区役所の職員が口にしたと言われる台詞である。

高層ビル・雑居ビルの森を抜けて、ドーナツ屋の角から
旧都電の跡地に作られた遊歩道を歩いていくと、パッと夜空が近くなる。

そこは歌舞伎町1丁目、通称ゴールデン街である。

平成も二桁になった現代に在りながら、木造3階建ての長屋の町である。
戦後、焼け野原になった新宿の原っぱに闇市が形成され、
その後「ちょんの間」といわれる赤線地帯、いわゆる売春街となり、
高度成長期に至って、現在の原型の飲み屋の密集地帯になった。
ちょんの間とは、飲み屋といいながらも、軒先で春を売る女性が
客を待ち、客が入ると店を閉めて、粗末なはしごで2階へ上り、
30分につき何がしの金で事を済ますという店のことである。

飲み屋になっている現在も、その造りが残っていて、
10人も入れば座る場所も無いような店だ。

60年代の安保時代に入り、ゴールデン街も活気づき、
作家・俳優・政治活動家・学生の集う街となる。

現在もこちらの店には「クロセイ」こと黒田征太郎、
あちらの店には団鬼六、隣の席には原田芳雄といった具合だ。
2004年になるというのに、店内では岡林信康が流れ、
狭苦しい道路にはギターの流しが歩いている。

私はかなり酒に弱いが、ボトル1本キープすれば何時までもいられるので、よく友人とゴールデン街へと足を運んだ。
友人と政治の話をしていると、はじめてあった隣席のおじさんが
話に加わったりして、なかなか楽しく、時に加熱する時間を過ごせた。

ワンブロック先のコマ劇場近くの店では、安居酒屋で学生が大声をあげて騒ぎ、駅に向かう街では黒服のホスト崩れがナンパしている。

40年前学生だった男たちと、4年前学生だった若者たち。

果たして、どちらが若者らしいのだろうか・・

雲に煙る三日月を見上げる寒き夜である。

2004/11/15(月) あいのりを見て、言葉にならず・・


ヒデ、なんでだぁぁぁ

かよ、どしてなんだぁぁ

( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン………

おまえらは、ばかちんだぁぁぁぁぁ

2004/11/14(日) 復活して・・
私が諸事情によってネット環境から離れたのが5月。
半年後の今月に復活することができた。
自分を取り巻く環境も大きく変わった。

以前は個人での自営だったが、現在は親族の仕事を手伝って本来の仕事は片手間になった。
春までは昼頃起きて深夜まで仕事していたが、今は朝6時に起きて夕方6時には帰宅して、ニュースなどを見てしまっている。
何年振りの会社勤めなので、今までとは違い戸惑うことも多い。

自分ひとりで仕事をしている時は、熱があろうと具合が悪かろうと
お客様や取引先を待たせるわけにはいかず、泣く泣く仕事をしていたが
その代わり、仕事さえ片付けてしまえば週5日くらいはぶらぶらと遊んでいたりしたが、
会社勤めの今は正反対である。

8時から5時まで、会社のスケジュールにしたがって
淡々と仕事をしている。以前のように時間に追われることもない。
周りの人々もあくの強い人たちから、普通の人たちになった。

おそらく世間のサラリーマンと言うのはこういう生活をしている方々が多いのだろうと思う。

以前は時間・お金・仕事の全てを1人で切り盛りしていたが、
現在は「よし、この仕事かたづけよう!」と思っても、
5時になると皆「さぁ帰ろう帰ろう」と言って、そそくさと帰路に着く。

責任が自分ひとりの肩にかかるものから、会社と言うチームのものに変わった。

なんとなく物足りないというか、不安な気分になるものである。

社会人になってから、いわゆる普通のサラリーマンという職業についたことが無く、1人きりで仕事をするか、数人で仕事をしていた身からすると、本当にこれでいいのかとついつい周りを見渡してしまう。

環境や立場と言うものは、その人の考え方や在り方を変えてしまう。
この日記にしても、自由だった以前と今では何かが変わってしまうかもしれない。
いい経験をしているとは思うが、ちと不安な初冬の夜更けである。

2004/11/13(土) 薬物について
復活して、いきなりこんな話題もどうかと思うが、
自分でも考えておきたいことの一つのなのであるので、
よろしければ、お付き合いいただきたい。

ここで言う薬物とは、覚せい剤やヘロイン等の麻薬としての意味で言いました。
当然、マリファナや大麻樹脂なども入れるべきでしょう。
シンナーや、トルエンなどのような有機溶剤もです。

かつてラッツ&スターの一員として活躍して、解散後、コメディアン・タレントとして一世を風靡した「マーシー」こと、田代まさしさんが3度目の逮捕を受けました。
今回の公判では恐らく実刑を免れることは難しいでしょう。
日本は法治国家ですから、当然といえば当然でしょう。

しかしながらです。その事を踏まえたうえで、あえて言いたいのですが、
薬物による犯罪については、これでいいのでしょうか。

犯人を捕まえて、刑務所に入れて、留置期間が終わったらホッポリ出す。
これで、いいのでしょうか。

薬物には依存性があり、再犯率も非常に高いものになります。
ましてや、私が以前住んでいた新宿や、渋谷などの繁華街では比較的安易に手に入れられるようです。
低年齢化も進み、購入する金欲しさに、高校生が学校で売りさばいているのが現状です。
歌舞伎町やセンター街を歩いていても、明らかに「やってる」人たちが目に付きます。
大麻などは独特の香りがしますし、吸引の道具はそこら辺の店で一般人でも昼間から買うことができます。

私はタバコを吸いますが、量を減らすことはできても、完全な禁煙はできません。
もちろん私の意志の弱さが原因ですが、体への影響の程度の差があるとはいえ、薬物もおなじでしょう。

ある高校の教師の話ですが、生徒に薬物中毒者がいて、警察の厄介になり続けていたそうです。
その教師も私生活を犠牲にして、更生を目指したそうです。
しかし結局その生徒は、薬物の大量摂取が原因でなくなりました。
そのことがきっかけで、彼は薬物と戦うことを決意して、彼なりに勉強し、ある薬物に詳しい医師を尋ねたときにこう言われたそうです。

「その子を殺したのは、あなただ」と。

その真意は、薬物中毒は病であり、教師や家族の愛情や手助けだけでは、断ち切れない。
病である以上、医師と言う専門家の処を一緒に尋ねて来るべきだったというものです。

愛しているからといって医学の力なくして、癌患者を救えないように、
薬物中毒者も然りということです。

薬物中毒患者が薬物を断ち切る手助けをするためのダルクという施設があります。
その殆んどは私的な団体であり、資金も患者の家族が頼りらしいです。
運営しているスタッフも、過去に中毒者である方が多く、その地獄を見てきてきた方たちです。

薬に手を出したばかりに、組織を追われホームレスになった組長。
自分と恋人に薬物を投与して、恋人を死なせ失った10代の青年。
ダイエットと言い訳して使い始め、夫も家族も失った主婦。

彼らの話を聞くと皆同じです。
家族や恋人に「うん、もう絶対薬に手を出さないよ」といいながら、
頭の中では「どうやって手に入れよう」「金をどう工面しよう」と考え続けているそうです。

ダルクのスタッフで、薬物と決別して20年以上経過している人も、今でもその誘惑が忘れられないと語っていました。

犯人や売人を逮捕して、罪を償わせる。
これは大切なことでしょう。確かにそうです。
しかし、彼らが元の道に戻らないようにする為の手助けが、今の世の中には少なすぎるような気がします。

田代まさしさんが依存者かどうかはわかりませんが、依存者である可能性がある以上、彼の家族は病院か、施設に連れて行く必要があったのではないでしょうか。
家族が連れて行かないなら、国が連れて行くべきだったと思います。

犯罪者に対して自業自得と言い切るのは簡単なことですが、
人が人の道を踏み外すのには、それなりの「経緯」というものがあると、
私は思います。
その経緯を考えない限り、将来はないでしょう。

今後、間違いなく本人や、まきぞいを食う人たちをふくめて
薬物の被害者はどんどん増えます。
都市部だけではなく、地方を含めてますます、薬物汚染はひろがるでしょう。

だからこそ、捕まえるだけでなく、罪を償った後、
手助けをする公的な施設や機関が必要に思えてなりません。

最初に紹介した高校教師は、今年だけで22人の生徒を薬物によって亡くしたそうです。

2004/11/12(金) ただいま、戻りました
3ヶ月振りの日記である。
3月から、仕事やその他もろもろの事情でネットを離れたが、
夏になる前に戻ってくるつもりが、今までかかってしまいました。
休止以前に7000人だった訪問者も、9000人を超え、
私が勝手に休んでいた間にも、来てくれた方々に感謝感謝です。
ペコリ(o_ _)o))

私の生活環境も大きく変わりました。
以前は都内の新宿区の住まいと、浅草の仕事場からネットしていましたが、
現在は埼玉県の北部に仕事のため、引っ越しました。

地方に住むのは初めてなのですが、今まで当たり前だった生活から、
戸惑うことも多いのですが、反面環境は抜群で、ペットのシーズ−も
ご機嫌で遊んでいます。

ネットから離れていた間、様々な事件や出来事がありました。
オリンピック・サッカーのアジアカップ・猛暑の夏・新潟の地震等わくわくするものから、哀しい出来事まで・・。

池田小学校の犯人の死刑や、田代まさしの覚せい剤の再犯なんてこともありました。

また、明日から皆さんに読んでいただける日記を書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。

では、また明日!


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