わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
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2004/11/18(木) アメリカって
アメリカと言う国は、実に興味深い国だ。

最近でこそ世界の非難を浴びてはいるが、偉大な国だと私は思っている。
200年ほどの歴史しかないが、故に若々しく活気を感じる。
独立戦争・南北戦争を経験し、自由と権利と言うものを
自らの血を流して、学んだ国でもある。

しかし、私がアメリカが偉大と思える理由は、
彼らの中に常に「浄化作用」が働いているからだ。
20世紀中ごろにアメリカ国内で、コミュニスト達を「赤狩り」と称し、弾圧もしたし、その公民権運動以前にはアフリカ系アメリカ人たちの哀しい歴史もあった。

時間はかかっても、彼らは自らの過ちに必ず気付く。
悪名高いハリウッド映画でさえも、赤狩りや黒人差別などの過ちに対して、
数十年後には「あれは我々の犯した罪であった」と認める作品を出している。

それは日本人が太平洋戦争を「わしらが悪かったんだから・・」と
背中を向けようとする卑屈な印象は無い。

アメリカには仕事で数回しか足を運んだことはないが、
基本的には善人の多い国という印象を受けた。
悪く言えば「純真な田舎者の国」である。

結果として正しい正しくないは別として、
自らの信念に基いて、その信念の為に命を躊躇わずに賭けていく姿こそ、私にとってのアメリカそのものだ。

広大な国土と、多様な人種を持つ国。アメリカ。
多少キレやすいが、可愛げのある男らしい奴だ。


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