わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
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2004/11/20(土) 中島といっても、オセロでも、カツオ君の友だちでもない・・
パソコンの中の音楽ファイルの入っているフォルダーを整理した。
何千曲も溜め込んでいると、1年以上聞いていない曲もたくさんでてくる。

考えてみれば、音楽と言うのはその時々の気分に合わせて聞くものだから、楽しいときにはウキウキする曲を、哀しいときには自分と見つめ合う曲を選ぶものだ。

整理しながら、懐かしさにかられて何曲も聴いたりしていたのだが、
最近めっきり聞かない歌手・中島みゆきの曲に気がついた。

「りばいばる」「アザミ嬢のララバイ」「夜風の中から」「わかれうた」

皆好きな曲で名曲だが、多少重い。
少なくとも「俺は彼女とラブラブだぜっっ」という男の聴く曲ではない。
中島みゆきの曲を聞いていたのは、20代の頃が多かった。
そう、「恵比寿の失恋王」と異名を取っていた頃である。
当時、惚れっぽさ全開の若かりしキャプテン☆山手君は、
雷の一撃を受けては、「運命だ」などとつぶやきつつ、直球全開の一本調子で告白しては、
当然のように即ふられ、飲めない酒を飲んでは、
「俺は・・俺は・・・・Mさん(先輩)聞いてくれぇ・・俺は・・」と、
酔いつぶれていた。

中島みゆきの唄に、「かなしみ笑い」という曲がある。
ふられるたびに、よく聴いていた。
毎回こっぴどくふられ、そのたびに「出家する」とか、
「今度はこっちからふってやる」などと仲間の前では強がりつつも、
部屋で女々しく泣いていたものだ。

最後にこの曲で泣いてから、6・7年になるだろうか。

好きな女を想いつつ泣いていた頃と、
失うくらいなら最初から大切なものは持ちたくないと過ごしたこの数年。

どちらが幸福なのかは、今だわからない11月の半月の夜半である。


 
  「かなしみ笑い」

  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
  喜びも 悲しみも 忘れ去るまで

  遊び歩いた あげくの恋は
  別れやすそうな 相手を選んで
  二度と 涙流さないような
  軽い暮らしを 続けてゆくのよ

  だって 仕方がないじゃないの
  あなたは二度と戻って来ないし
  ひとり暮らしを するのはつらい
  あなたを待ち続けた あの部屋で

  ひとり 待ちわびて 待ちわびて
  時を 恨むだけ
  だから笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
  喜びも 悲しみも 忘れ去るまで

  恨んでいられるうちは いいわ
  忘れられたら 生きてはゆけない
  そんな心の誓いも いつか
  一人笑いに 慣れてしまうもの

  酒と踊りと歌を 覚えて
  暗く輝く街へ 出かけよう
  そこで覚えた 暮らしが いつか
  生まれながらに 思えてくるまで

  そうよ 待ちわびて 待ちわびて
  時を 恨むだけ

  だから笑い続けるだけよ 愛の傷が癒えるまで
  喜びも 悲しみも 忘れ去るまで


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