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2004/02/20(金)
「Age,35 恋しくて」を見るわし
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「Age,35 恋しくて」
フジテレビ木曜劇場として、96年春のクールに放送されていたドラマである。早いものですでに8年になる。東京では夕方に再放送している。 「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「ロンバケ」が、いわゆる月9の代表作であるなら、木10の木曜劇場は「ニューヨーク恋物語」「この愛に生きて」などであり、特に「Age,35 恋しくて」は想い出がある。この時間枠のドラマは、ターゲットを30代にしており、当時20代半ば過ぎの私も見ていた。 ドラマを毎回見ることはなかなか無いのだが、これは見ていた。 柴門ふみ原作のこのドラマは、サラリーマン夫婦を軸に、若い女性に安らぎを求める夫、陶芸家の男にときめきを見いだす妻の姿が描かれている。 いわゆる不倫ドラマだが、ストーリーの芯は、本当の夫婦愛はなにか。ということである。 主題歌であったシャ乱Qの「いいわけ」を聴くと、当時がぱっと甦ったりもする。
あれから8年経ち、幸か不幸か未だに一人で暮らす日々だが、こうしてテレビをつけ、当時の自分と会話するのも、感慨深いものである。
当時肩を並べドラマを見ていた結婚してしまったあの人が、今幸せに暮らしているか、柄にも無くふと気にかかる2月の暖かかった日の夕方である。
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