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2004/03/13(土)
科学とは何か考えるわし
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理系か、文系かとたずねられれば、私は文系である。 科学や、物理のような答えがひとつしかないものよりも、解釈の幾つもあるような答えのあるようなものが好きだ。
木星にエウロパという衛星がある。 恐らく海が存在し、生命が存在する可能性があるといわれている。 その星にDNAを持っていったら「どーなるだろう」と話したことがある。 そうしたら、人間が神様になるかなぁーと話していたのである。
そこに理系の友人が来て、話に加わった。 彼の答えは「神なんて存在しないし、考えても意味ない」と言い切ったのである。
そこに私は引っかかったのであるが、科学というのはあまりにも巨大な分野であるので、そこに携わる人間は専門的になりすぎて、本来の目的を忘れているような気がしてならない。 本来、宗教・科学・哲学は一体で、「われわれは一体何者なのか」という疑問に挑戦していたはずである。 しかし、科学の専門家は本来の目的を忘れ、目の前に熱中しているように思える。
もちろん大切な研究などであろうが、そもそも何のための学問なのかと疑問なこのごろである。
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