わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年3月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2006/02/14 2周年達成
2005/02/20 日記からブログに移行しました。
2005/02/16 直径約四千キロ
2005/02/15 ありがとう
2005/02/14 1周年を迎えました。ペコリ(o_ _)o))

直接移動: 20062 月  20052 1 月  200412 11 8 7 6 5 4 3 2 月 

2004/03/20(土) はっとしたわし
昨日、ひさびさに電車に乗った。
普段徒歩か、タクシーなので、ちと新鮮であった。

駅の階段を上っていて、60歳くらいのおばあさんが重そうなバッグを持っていたので、上まで運んだ。
「じゃ」と言って立ち去ろうとすると、「ありがとうございました」と深々とお辞儀をしていただいた。
私は別に優しい人間ではないので、親しい人間でない限り、若い女性でも、お爺さんでも内心「自分でやりなさい」と思うのだが、母親に近いおばあさんにはちっとだけ優しくするようにしている。

が、そんな風にお礼を言われるは初めてだった。
大抵は会釈や、「どうも」程度である。

客商売を2年ほどやっていた経験があるので、「ありがとう」という言葉のうれしさはよく知っている。
お店で食事をすると、「ありがとう」とお店の人に声をかけるようにもしている。

それど、街中で知らない人にきちんとした「ありがとう」と言われるのは、稀有である。

なんというか、ちょっと感動した。

「ありがとう」「ごめんなさい」「おはよう」「大好き」

きちんと言葉にすべき言葉はたくさんあり、みんな知っている。
けれど、気持ちはわかっているはずとお互いに思い、きちんと口にすることは意外と少ない。

言葉とは、相手に伝えてこそのものであり、伝えなければただの想いだ。

おばあさんを見習い、きちんとしようと少しだけ姿勢を正す春の日のわしであった。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.