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2004/04/16(金)
定食とわし
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わしは今、東京の下町に暮らしている。 ここに来る以前は、渋谷区の恵比寿近辺に住んでいた。 10年近く、恵比寿・広尾・代官山・中目黒あたりをぐるぐると引っ越し続けていた。
しかも、一人身だと用のある時しか出かけないので、 必然的に渋谷区内のみで暮らす日々であった。
初めて恵比寿で暮らし始めた頃は、ガーデンプレイスもなく、 今エセおしゃれカップルが、路上でカフェを楽しんでいる場所が、 昔は、たこ焼きやの定位置だったことも知っている・・。
昔よく行っていた店は、家賃の高さや客層の変化でかなり減ってしまった。 残念な限りじゃ・・。
しかーし、未だにわしがこよなく愛する店が残っている。
その名は、「こづち」。
定食屋である。 大食漢であるわしにとって、なかなか満足する店は少ない。 特におしゃれな街になってからは、どこの店に行っても、 「お待たせしましたぁー」の声に「♪」と料理を見ると・・。 「( ̄_J ̄)ん?これはオードブル?」と言う位、ちまちま料理なのである。 ばかにすんなよぉぉと、叫びがちである。
その点、こづちは、さすがである。
のれんを、ハラリ。 50−60代のおばちゃんが、さりげなく麦茶を「はいよ」 メニューも見ないわし。 中華なべをもった親父と、アイコンタクト。 1分後、チャーハンとコロッケ・もしくは肉豆腐が目の前に・・。 (日によっては、焼肉定食とさんま、豚汁)
早食い&大食いのわしでも、5分以上かかる量であり、 しかも、1000円もあれば、動けなくなるほど食べられる店である。 我が青春の味である。
ちなみに、すぐ横のパスタ屋の1000円ランチは、 なにを頼んでも、わしにとったら、その量はせいぜい「ふたすすり」である。
ましてや、その近所のビストロに行ったときなど、 かっこつけたウェイターが「本日の前菜はノルウェーのサーモンのなんとかかんとかでございます」とか言った日には、 「( ̄_J ̄)ん?しゃけだろ!しゃけ!」と思いつつ、 5秒で丸のみである・・。
やはり、恵比寿にあの親父のアイコンタクト定食を超えるものはない!!
ちなみに、みんな恵比寿に行ったら、必ず行って、 掲示板にて、報告するように!! 場所は恵比寿の交番で聞けばすぐわかるぞ!!
ためしに「恵比寿 こづち」で、検索するべし!!
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