わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年5月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2006/02/14 2周年達成
2005/02/20 日記からブログに移行しました。
2005/02/16 直径約四千キロ
2005/02/15 ありがとう
2005/02/14 1周年を迎えました。ペコリ(o_ _)o))

直接移動: 20062 月  20052 1 月  200412 11 8 7 6 5 4 3 2 月 

2004/05/10(月) 単細胞生物=わし
ある種の藻類の単細胞生物は、種を保存する際に、細胞分裂を繰り返す。
細胞分裂であるから、子供も孫も、親とまったく同じコピーである。
進化は無い。

しかし、不思議なことに、栄養分のない水の中に入れると、
単細胞同士が固まり始め、2つの細胞が結合して、協力生き延びようとする。

その後、栄養分のある溶液に戻してやると、くっついた筈の細胞が、
また1つずつの細胞に戻る。
当然その後、細胞分裂によって、子孫を増やすのだが、
面白いことに、その場合の子孫は親世代とは、色や形が微妙に異なる。

つまり、他の細胞と結合している間に、遺伝子を交換し、
子供世代は、その両親の特徴を受け継ぐようになる。

本来、最も効率的な増殖方法は細胞分裂に他ならないのだが、
過酷な環境にさらされた場合、全滅の危険がある。
そのため、他の細胞と遺伝子のやり取りをして、
なんとか環境に適応しようとするのだ。

これが「性」の始まりであり、我々の祖先が多細胞生物へと進化していく道である。

単細胞生物を我々に置き換えると、興味深い。
満ち足りたときは1人で平然と気ままに暮らしているが、
辛い状況になると、共に過ごしてくれるパートナーを求め、
また、望みがかなうとあっさりと別れて、
また1人でふらふらし始める。

φ( ̄_ ̄;) うーん なんとなく見覚えのある状況である・・。

さすがにわしは人間なので、細胞分裂こそできないが、
パートナーのいた時に、相手とやり取りした情報のおかげで、
昔のままのわしではない。

進化に備えているが、はてさて、もう少し一人旅は続くようだ・・。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.